美容師からの主張っ！

イチエの毎日。 2019.07.31

いつもイチエのブログをご覧くださってありがとうございます。

千葉県浦安市堀江５丁目にある美容室ヘアデザインスペースイチエで代表しています伊藤 護っていいます。

*私の自己紹介をまとめたブログです。▷　https://ichie.net/7411

*サロンブログとは別の場所でも記事書いています。▷　http://mamo-hair.amebaownd.com

今日は朝からTwitter に流れていたこんな記事に、、、

早々に全国に広げていただきたい。

「都立高の髪黒染め指導 中止へ」 https://t.co/LV9nwwiJlV

— 伊藤 護 (@mamoru_1123) 2019年7月30日

伊藤、、、

ぷんすかぷんっっっ！！！！！

あんまりにもあんまりだー！！！ってことで勢いだけで記事をしたためてみようと思います。

◇ 実は結構いただくご相談

まだイチエでお仕事させていただく前の、勤務時代から。

高校入学を機に、

いわゆる「地毛申請（自分の髪が明るいのは生まれつきであって、

染めた結果のものではないことを証明するもの）」を提出する

ように求められた女子高生のお客様から。

「【地毛申請】出して持って行ったのに、

先生『いやいやいや、この髪はどう見ても地毛じゃないだろ〜〜〜。明らかに染めている。きちんと黒染めして来なさい。』

と指導されて・・・（泣）」

（若かりし）伊藤「はぁ〜〜〜（怒）？？？！！！！」

まだヘアカラーもしたことのない１５歳、１６歳の

お嬢さんの正直な申告を、、、

ハナっから疑ってかかるたぁ何事だfaxxxaodfahdohouhvdfz

と思いつつ。

もちろんご本人のご要望ですから、、、

これでもかって見返そうぜ！

なんて言いつつしっかり黒染めさせていただいことがありました。

◇ ルーツは自分の高校時代に

先日のブログでも紹介しましたが、

私の通っていた高校も非常に頭髪に関する校則の厳しい学校で。

盗んだバイクで走り出すことこそありませんでしたが。

私自身がよく先生とこの種の話題でぶつかっていました。

「髪の色と学業の出来不出来に何か関係あります？！！！」

「人を見た目で判断しちゃだめだとかなんとか言いません？？！！！」

生意気盛り、

ぎりぎり一理ありそーななさそーな屁理屈並べては、

ちょっとくらい、いいじゃーーーん！！！

めんどくさい学生でした。

◇ わたしの好きな言葉

高校生から教育の名の下にバイクを取り上げるのではなく、バイクに乗る際のルールや危険性を十分に教えていくのが学校教育ではないのか。

— 本田宗一郎の名言 (@hondabot001) July 26, 2019

美容（ヘアカラー）も全くもって然り！

これだけグローバル化だなんだ言っている時代に、

自分の容姿ひとつ自己主張をのせられない

若者を増やしてどうする！と思うのです。

もちろん闇雲に「みんな茶色だっていいじゃないか！」

なんて言うつもりはございません。

自分に似合うってどういうこと？

流行を追っかけるってどういうこと？？

日本人の女性って電車の中でメイクする人いるけど、あれどうなの？？？

着飾るってどうしてなの？？？？

自分の容姿に向けるベクトルが強くなりがちなお年頃だからこそ、

蓋して（何もさせずに）教育したことにしないで、

ひとつひとつしっかり向き合えるように

学生と議論して導いていくのも

大人の役割（≒美容師の役割）なんじゃないかなーと思うんです。

まして、地毛を地毛である旨

申請しなくちゃいけない学校ってどうなんだ。。。

認定してもらえず生まれながらの

髪を染められてしまう学生の気持ちって

どうなんだ。。。（本気で泣けてくる

美容師だからこそ、声を大にして言っておきたいなーと

思ってしたたておきました。

こんな声でも響いて、ひとりでもたくさんの高校生に

オシャレを考えるきっかけが伝わっていきますように。

でわでわ。

hair design space i.chi.e（ヘアデザインスペースイチエ）
オーナースタイリスト　伊藤　護

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