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2013.12.08

【伊藤の履歴書】vol.05 2度の挫折、3度目の正直。

「最近の新卒生は3年と持たずに退職してしまう」なんてフレーズ、よく耳にしますが。

私は、実は新卒半年の間で、なんと2度も、お店を辞めています。

 

早すぎる挫折。

今思い返しても恥ずかしいエピソードですが。

ぬくぬくと過ごして来たそれまでの環境から、ハードな日々が続く美容師生活に気持ちがだんだんと弱っていたんだと思います。

それまで経験することのなかった、先輩方からの強い叱責に腰が引けてしまったことも数知れず。

 

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2度目の退職を決めた時には、さすがに「やはり自分には美容師は難しいのかもしれない。。。」

気づけば自宅近くの公園のベンチでぽつんとひとり、佇んで、、、なんて、かなり病んでいますね(笑)。

そんなこともありました。

 

「これでだめなら、諦めよう。」

そんな折、先に入学を決めていた美容専門学校(通信課程)のスクーリングに出向くことがありました。

通信課程ということもあり、通学してくる学生の境遇も様々。

上下関係のサロンワークとは違って、横で繋がっていける学生同士の安心感には励まされる部分がありました。

 

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これが最後。まさに背水の陣。

今一度、強く思い直して扉を叩いたのは、自分が就職前まで客としてお世話になっていたヘアサロンでした。

当時担当して下さっていた美容師さんの伝手もあり、どうにかこうにか与えてもらうことになった場所。

3度目の正直。

その美容師さんの顔を潰すわけにはいけない、そんな気持ちも糧にして奮闘する日々が始まったのでした。

 

2度の挫折を経て今、思うこと。

退職が決まった日の夜。

自宅で、覚えたての技術、パーマのロッドを巻いている自分がいました。

へたれでしたし、しょげ男でしたが、何だかんだそれでも、「自分はこの仕事が好きなんだな。」ってこと。

「人生に無駄な出来事なんてない。」ってまとめは、ちょっと格好よすぎて、そぐわない感じがします。

頭の中だけでぬくぬくふわーっと抱いていた憧れだとか将来に、現実をどーんと見せつけられて。

 

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きちんと受け止める強さを持たせてくれた体験だったように思います。(つづく)


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