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2013.11.30

【伊藤の履歴書】vol.03 決めた。

そんなこんな、お気楽キャンパスライフな大学生時代。しかしそれとて、いつまでも続くものではありません。

いよいよ進路について検討を始める3年生の秋口。きっかけとなったのは、当時の友人の存在でした。

 

「伊藤、就職どうすんの?」

時は21世紀間近の1999年。バブル崩壊久しく、フリョウサイケンというキーワードが経済界に飛び交う、就職氷河期の予兆を感じさせるそんな時代。その友人は、企業への就職ではなく、国家資格取得へ動き出そうとしていました。

ネットベンチャー企業の萌芽期でもあったこの頃、どことなく独立心旺盛な学生が私の周りには多かったように思います。

 

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そして私はといえば、お恥ずかしい話ですが、スタート地点から、さして強い目的意識を持って大学へ進んでいるわけでもなく、そんなはっきりビジョンを持ってことを起こそうとしている友人の姿に、すっかり動揺してしまうことしかできなかったのでした。

 

「美容師、やりたかったんじゃないの?」

得意としていた語学を活かして、海外の大学院に行ってみようだの、自分もなんだかんだ格好のつく「それらしい」進路を模索してはみるものの、「本当にやりたいこと」とはどこか違う感じが拭えないまま迎えた年の暮れ。

 

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背中をぐいと押したのは、母からの、「あなた、美容師やりたかったんじゃないの?」

「え??え??び、、びようし???大学出てから???」
 

戸惑ってみせながらも、実は言い当ててもらえたような安心感を感じたことをよく憶えています。

 

「ミレニアムの決断」

高校卒業時18歳から専門学校に進み、20、21歳でサロンへ就職していく美容業界に、4年遅れて飛び込むことへの不安。決して器用ではなかった自分、技術習得への不安。男性の一生の職業として考えたとき、収入を不安に感じるところもありました。

しかし、やはり最後は「好き」ということ、「やってみたい」という気持ちに勝るものはなく。

今でもそれは変わらないスタンスかもしれません。

「選んでしまった後悔、選ばなかった後悔。同じ後悔なら選んで後悔しよう。」

 

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時は西暦2000年。

就職活動にいそしむ仲間を横目に、美容師を目指す旅路が本格的にスタートするのでした。(つづく)


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