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2015.01.18

伊藤の、ちっちゃーなREMODEL。

「伊藤さん、スツールを下さい。」

「は、はいっ!かしこまりました!!(す、、すつーる。。。?」

ダダダダダッ(いそいそ!  「持って参りました!」

 

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「いや、、、それトリマー(汗。」


あなたのことを知ったのは、そんな赤っ恥体験をしたサロン入社間もない、あの日のことでした。

 

 

大切にしてきたスタンス。手放してみる、こだわり。

 

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全国ウン万人というヘアスタイリストさんがいる中で、スツールと呼ばれるカットチェアーに腰掛けてヘアカットの施術をされる方は少なくありません。


「客人の前で腰掛けるとは何するものぞ」


そんな方針で教育を受けてきた私にとって、その最初の出会いから久しくそのスツールという存在については、全くもって関係のない、むしろ「ふーんだ!」、まるで相容れないクラスメートのような、、、遠ざけていたところがあったのですが。

美容師生活15回目の春を迎える、今年。


伊藤個人の、ちっちゃーな、REMODEL。

 

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(今のところ、状況に応じて様子を見ながらではございますが。)この、新たな相棒に掛けさせていただき、ヘアカット施術をお届けしていこうと思っております。


最近届いたばかりということもあり、まだ2、3日の使用ではあるのですが。

6年近い(勤務時代を知って下さっているお客様からすれば10数年近い)習慣の蓄積というのはすごいものです。

早速色々な反響を頂いております。


「足、、、怪我でもされたんですか???」

「ついに、、、御年からくる腰へのふたn・・・」

(-.-).oOO(「お、、、おう。。。」

取り立てて書くことでもないような気がいたしましたが、その動機のほどをある程度明らかにしておいた方がいいかと思い、今回ブログにしたためておく次第です。

 

頑固を、柔軟に貫く。

 

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身なりを含め、私たち美容師はお客様への接遇に際し、(服装・靴・髪型・アクセサリー他諸々)与えられている自由裁量の部分(「自分がよしとすればよし。」とされる部分)というものが多分にあります。


私が大切にしたいと思っている(きた)ことは、

「【そのチョイスじゃなければお客様が喜んで下さらない】ってことではないのなら、あえて積極的にそのチョイスをしない」ということ。


そういった意味で、スツールというアイテムは、お客様に喜んでいただく上で「なくてはならないもの」にはあたらないという考えのもと、これまでその使用を控えてきました。

 

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「、、、頑固かよっ!」


なんて突っ込みも聞こえてきそうですが、決して安くはないお代金を頂いて身体の一部に触れさせていただく仕事を生業にしているものなりの、「こだわり」のひとつだったりするわけです。

がしかーし!時代や環境、そして私を支持して下さっているお客様もまた、ゆるやかに、でも確実に変化をしていくものです。

きっとこの先も、「全てのお客様を座って切らなくてはいけない」と思うまでには至りませんが(まだ頑固かよっ!!

 

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立って切っている限り見えない、お伝えしきれない、感じていただけない感覚があるというところにも認めることがあります。

 

選んだ自分、を選んでいただく姿勢。

、、、ま、平たくいえば、自分の身近なところから、もう少し頭を柔らかく。

自分から促していこうじゃないのと、まぁそんなこんななのです。(ここまで書いといてやっぱり書くことでもない気がしてきました。。。

実際、ここ数日、施術を受けて下さったお客様からは、うれしい、有り難いお声を頂くことも出来ました。

お客様から選んでいただく立場のお仕事、ということは、これからもずっと変わりありませんが。


自分もまた数多ある価値観からの「選択」を経たそのうえで、選んでいただける美容師であるよう努めていきたいものです。

 

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でわでわ。

hair design space i.chi.e (ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護


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