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2014.09.12

スタイル撮影をつづける理由。

これまでも折にふれ、この類いの投稿をしたことがあるのですが。

昨日、ある方とまたその部分を見つめ直すようなお話をする機会があったので。

定期アップデートのような趣でしたためてみようと思います。

 

そもそものきっかけは、「やってみたかった。」

i.chi.e という自身のサロンを立ち上げた2009年。「新しいお店」「きれいなお店」「おしゃれなお店」という認識だけでお客様がご来店下さる中で、「うーん。これじゃ、つまんない。」(ぜいたくかよ


ヘアサロンなのに、どこ探してもそのサロンのスタイリストが作ったヘアスタイルが確認できないではないか。


確かに、あるからどうってことではないかもしれないけれど。

 

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「スカモルツァチーズのソテー」は写真があった方がきっとオーダーしやすい←。

 

時は、2010年。

しつらえた一眼レフを手に、特にこれと言ったノウハウも持たずにモデルハントをしては、仕込んで撮影、仕込んで撮影の日々。

 

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ホームページへの掲載は勿論、店内で使うフライヤーに転用させてもらったり。


SNS全盛の時流も手伝いながら次第に、美容師が自身で作ったヘアスタイルを自分の手で撮影し、「発信する」というところまで。どんどんと広がっていく可能性を感じましたし、きっと同じように感じた美容師さんたちが追い風を吹かせていってくれたような気がしています。

 

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撮影した作品を、自店のホームページだけでなく、いろいろなWEB媒体に掲載。

 

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そして、そういうことの積み重ねが全国誌Myベストへアへの掲載機会(13年冬号〜14年秋号まで掲載)にまで繋がっていくわけです。

 

消費されるものにしたくない。集客というコトバとにらめっこする日々。

「やってみたかった。」というこれ以上ない衝動的な欲求から始まった撮影。


その、純度高めな欲求に「知って欲しい。」「見て欲しい。」あわよくば「評価を受けたい。」がくっついてくると、それはだんだんと、「集客のための取り組み」というおっきな仕組みに飲み込まれそうになっていきます。


自分の気持ちの中にその動機が全くないといえば嘘になってしまうのですが、そのために取り組んでいるんでしょ?という話になると「いや、、、そういうわけじゃないだろ。」

「そこ頑に否定しなくたっていいじゃん。」と言われそうですが、なんだかやっぱ「違うもんっ!」て口を挟みたくなるのです。

 

「じゃあ、なんで?」

くどくど考えてみても、たどり着いてしまうのはやっぱり、

 

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チャンスを頂いた目の前の女性に向き合いたい、クリエイション魂総動員でアイデアをひねり出したい、そんでもって最高のもの作り切りたい。

 

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それこそ一期一会のモデルさんであったとしても、触らせて頂く限り全力でキレイに仕上げたろ!っていう気持ち(そんなわけで原則スタイリングだけの撮影はお受けしないのです)。



それが来て下さってるお客様の「あ、私も。。。」

 

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『きっかけ』になれたんなら、最高じゃんっ!



向かっているベクトルの根っこの方。

実は、「美容師としての自分」の本能みたいなところなのです。



「気持ち」という曖昧なところに働きかける取り組みは、自己満足と紙一重。


端から見れば、「効率的」とは遠く、「生産的」ともまた遠く。広くとる行間に、曖昧さを拭いきれないところがあるかもしれません。


それでも、その曖昧さのなかで試行錯誤する先に何かがあると信じて取り組んだ先で、お届けできるものだってあるんじゃないかなとかなんとか、そんなこんななのです。


ずいぶん長々語ってしまいましたが、そんな自分の価値観を感じて頂きながら、今後ともご高覧賜われたら幸いです(^^)。

 

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hair design space i.chi.e(イチエ)ヘアスタイルギャラリー>>>http://mamoru1123.com/wp/
でわでわ、いくぜ週末サロンワーク☆


hair design space i.chi.e (ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護


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