離れて、見る。

イチエの毎日。 2014.09.03

昨日の公休日。午前中は税理士との定例面会でした。   00(2)   一美容師としてのお仕事は勿論ですが、サロンを運営している立場としては、これもまた大切なお仕事。
累計された数字から今のi.chi.eの現況を確認した上で、これからの展望を見据える。 人間で言うところの健康診断といった趣。

普段はサロンワークのなかに入り込んで、一美容師としての視点ばかりで見ていることが、少し離れたところから観察できるようなところもあり。新しい発見もあったりするものなのです。  

視点って大切。

キャリアの浅かった当時、よく先輩スタイリストの方たちから受けていたアドバイスがあります。

「自分の作ったヘアスタイルを、離れたところから見てみなさい。」   blog_photo14090301   施術をさせてもらっているお客様に近い場所からばかりではなく、2歩、3歩離れたところから。
鏡を通してばかりではなく、時には後ろから、時には左右から。
施術者としての視野ばかりではなく、文字通り「スタイリスト」としての視野を持って確認することで、やはり初めて気づくことのできる発見があるものです。


蛇足ではありますけど、、、昨今話題に上ることの多い、かぶる氷水も、高校球児の投げ過ぎなんとかも、某エステサロンの社長がどーしたこーしただとかも。

ことの是非がどうこうというより前に、片方の視点から上がる声ばかりが取り上げられているような、ね。

そんなこんな。

少しでいいから、「離れて、見る」。
右見て、左見て、もっかい右を見て。最後は、上向いて(^^)。
日々、大切にしていきたいものです。

hair design space i.chi.e (ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護