イチエの毎日。
2018.08.11
毎週土曜日は、代表伊藤がお送りするイチエのヘアレシピ。
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— 美容室 i.chi.e (@ichie_090530) 2018年8月3日
前回はオーガニックカラー、ヴィラロドラでのご提案を紹介しました（読んでくれましたか？）。
カラー剤（の種別）でのご提案ももちろんなんですが、でもでもでもね。
そうはいっても今は、、、
夏っ！
しかも平成ラストサマー！！なんだ！！！
、、、ってことになればそれはそうです、海だ川だプールだなんだかんだ。
紫外線も浴びちまえばいいさってなもんで、なかなかヘアカラーの持続といっても、そんなこんなです。
それでもあえてのご提案ということで、今日もまたちょっと違った角度から、ヘアカラー長く楽しむために、のレシピ、ご紹介します。
「痛むから根元だけ、、、」の誤解。
カウンセリングなどでもあるあるな場面ですが。
お客様：「ヘアカラー、今日は毛先に負担かけないように根元だけにします（キリッ」
もちろん間違ってはいないんですが、根元だけのリタッチでヘアカラーを終わらせるのは「毛先に負担をかけないため」それだけが理由ではないケースも多いのです。
たとえば直前の施術で熱処理系のパーマ（ストレート／デジタルパーマ）をかけさせていただいている場合
＞＞＞ 毛先の髪内部のタンパクが変性していて、狙い通りの色が出にくい場合が多い。
だったり、同日でのパーマの施術が予定されていたりする場合などなど。
本音を言うなら、毎回ちゃんとケアを組み込んで、全体的に。
たとえば肩を超えるレングス。
その毛先に繰り返されているカラーはおそらく３回、４回と積み重ねられている既染毛。
またそこにヘアカラーを塗ることで負ってしまうダメージ、、、もちろんリスクなしとはいいません。
んが、そこに負うリスクを回避するために、色味の抜けてしまっている毛先のまま、そこに根元の黒い部分を合わせるだけのヘアカラーって、、、
「それ、どうなのーーー！！！？？」
ちょっこし消極的なカラーリングの楽しみ方のように感じます。
ツヤ髪、集合。
グラデーションカラーをベースにしたデザイン。（左が仕上がり／右が Before です）
前回から４０日でのご来店。前回も今回も全体的にヘアカラーさせていただきました。
＊両方ともアフター（お仕上がり後のお写真）です。
前回から６０日でのご来店。やはり前回も今回も全体的にヘアカラーさせていただきました。
＊両方ともアフター（お仕上がりあとの写真）です。
前回から３０日でのご来店。前回も今回も全体的にヘアカラーさせていただきました。
＊これは左右とも同日、お仕上がり後に撮らせていただいている写真です。
前回から３０日でのご来店。前回も今回も、全体的にヘアカラーさせていただきました。
いかがでしょうか。
全体的なヘアカラーを施すことで仕上がりにダメージが出る、というのは必ずしも当たらない指摘だと言うのがこの仕上がりから分かっていただけるかと思います。
もちろん、ここでは（最初の１枚を除いて）Beforeをお示ししていないので、お越しになった時のコンディションというのはお伝えできていませんが、わたしたちが大切にしたいことは「毛先までカラーするか、しないか。」ではなくて「綺麗な髪色をキープするために何が最善か。」
オラプレックス プレケアシステムトリートメント
ノナフィックス５ 中間〜後処理ケアシステムトリートメント
そのための、そんなこんなだったりするのです。
ヘアカラーの持続に悩んでいるからこそあえてヘアカラーを重ねていくという選択肢も有効だと思いますし、OLAPLEXケアなどを組み合わせながら、ぜひ。
楽しいヘアカラーライフ、一緒に過ごしていけたら嬉しいです。
ではでは。今日はこの辺りで。読んで下さってありがとうございました。あーでぃおーす。
hair design space i.chi.e（ヘアデザインスペースイチエ）
オーナースタイリスト 伊藤 護
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