コラム
2012.05.11
今年2012年は、ホームページもリニューアルされたことですし、ちょっと趣向を変えて。i.chi.e でお客様の髪に使わせて頂いているお薬やケア商品のこと。
「実際のところどんなアイテムを使ってるの?」っていう部分、ご紹介しています。
スタイルのトレンドや季節によっても変化のあるものですので、アイテム自体は変わっていくこともありますが、お客様の髪に使わせて頂く上での、i.chi.e のこだわり。伝わる機会になればと思っております。どうぞ宜しくご愛読ください。
「湿気で髪がまとまらない!そろそろストレートパーマでも。。。」
コールドパーマ、デジタルパーマと続いて、パーマのお薬のご紹介はこれが最後、ストレートパーマのお薬について今回はご紹介したいと思います。前項、デジタルパーマのお薬を紹介させて頂いた際にも触れましたが、お薬そのものの特徴は、ストレートパーマのお薬とデジタルパーマのお薬はとても近いもの、実際のサロンワークでも求めるデザイン、お客様の髪の状態に応じて、使い分けをさせて頂くことがあります。
「あらためて、熱によるタンパク変性。」
これもまたデジタルパーマでの項に重複してしまいますが、ストレートパーマもストレートアイロンを使用しながら「熱」を加えていくことで髪のうねり、くせを矯正していきます(*パーマを落とす目的で行うストレート等の場合、アイロンを使用しないケースもございます)。 昨年まとめたi.chi.e.t.cetera でも触れたように、髪の毛は高温の熱を加えることで内部のタンパク質が変性します。このタンパク質の働きでかかっていくパーマやヘアカラー、やはりその上からかけていくこれらの施術に少なからず影響を与えることがあります(パーマがかかりにくくなる、明るさを出しにくくなる等)。
「ひと味違う?ストレートパーマとの付き合い方」
髪への負担はもちろんですが、そういった観点からi.chi.e ではストレートパーマを希望されるお客様とは、他の施術をご要望いただくお客様以上に作りたいスタイルについて慎重にカウンセリングをさせて頂いております。 美容師さんによっても意見や提案が分かれるところかとは思いますが、現在のスタイルのトレンドや後々のスタイルに与える影響を考える時に、必ずしも全体的にストレートパーマをかけることが得策ではない場合も少なくありません。 例えば、お顔周りだけだったり、ボリュームの出やすい(ふくらみやすい)高い位置だけだったり、お客様ご自身の気にされているところにだけかけさせて頂くことだけで解決してしまう場面も往々にしてございます。ぜひストレートパーマの施術を希望される場合にはお気軽にご相談いただけたらと思います。 参考:i.chi.e.t.cetera vol.6 “湿気で髪が広がるんですけどぉー!どうすればいいの?”
「i.chi.e で使っているストレートパーマ剤は?」
i.chi.e で主に使用させてもらっているストレートパーマのお薬はこちら。

あれ?どこかで見たような・・・(笑)?? パーマ液同様、リアル化学(株)製のストレートパーマ剤です。 上記ホームページをご参照いただくとより詳細な商品情報をご確認いただけますが、やはりパーマ液同様、化粧品分類されており、ダメージをより抑えた状態でストレートデザインを楽しんで頂けるアイテムになっています。もちろん、ヘアカラーとの同時施術でも時間負担、髪への負担を最小限に抑えられるようなコンビネーションレシピも用意させて頂いております。
「湿気によるスタイリングの悩み、今年こそ解決!のために」
薬剤負担に加えて熱負担のリスク、また後々のスタイル展開への配慮も必要なストレートパーマという施術。ご予算の面でも、お受けいただくのに慎重に検討されるお客様が多いかと思います。
先に述べた通り、パーマ・ヘアカラーに比べて、より「お悩み」にお応えする側面の強いストレートパーマです。ぜひお気軽にご相談いただき、一緒に解決策を練っていければうれしく思います。お客様を担当させて頂いていて、先にかけられたストレートパーマがあることによってスタイルの移行が難しくなってしまっているケースに直面するたび、残念な気持ちになってしまうことも少なくありません。 他の技術でも同様ですが、ストレートという技術を上手に組み合わせながら作っていくヘアスタイル、今後私たちもどんどん発信していけたらと思っています。
いかがでしょうか、普段i.chi.eで使わせてもらっているデジタルパーマ剤のこと、少しは伝わりましたでしょうか。
今後も皆様の髪に直接使わせていただくものについてなるべく分かりやすく情報を発信していければと思っています。
皆様の方からもご質問等ございましたら、ぜひお気軽にスタッフまでお尋ねください。