イチエ伊藤、母校【浦安中学校】で職業講話をさせていただきました

イチエの毎日。 2026.06.12

美容室イチエのブログにアクセス、ご覧いただきありがとうございます。

 

 

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、

 

 

hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)

 

 

オーナースタイリスト 伊藤です。

 

 

 

 

 

 

今回は、少しサロンワークを離れた「ご報告ブログ」。

 

 

 

このたび、わたし伊藤の母校でもある浦安市立浦安中学校よりお声がけいただき、中学2年生のみなさんに向けて、職業講話をさせていただく機会をいただきました。

 

 

 

自分がかつて通っていた学校に、今度は「仕事をする大人」として呼んでいただく。

 

 

 

なんとも不思議で、そしてとてもうれしくて、ありがたい時間でした。

 

 

 

 

「好き」を強みに、自分のこれからを考える時間

 

 

 

 

今回の職業講話は、キャリア教育の一環として行われたもの。

 

 

 

中学2年生のみなさんは、現在「好き」を通して自分を探究し、自分の人生やこれからについて考える学習に取り組んでいるとのことでした。

 

 

 

その中で、私には美容師という仕事を通して、

 

 

 

 

 

 

そういった内容をお話しさせていただきました。

 

 

ただ、今回私が伝えたかったのは、

 

 

単に「美容師って、こういう仕事です」

 

 

という職業紹介ではなくて。

 

 

(*生徒さんの写り込みに配慮して加工させていただいています)

 

 

美容師という仕事をひとつの題材にしながら、

 

 

みなさんが自分自身の「好き」や「強み」について

 

 

考えるきっかけになれば、という思いでお話しさせてもらいました。

 

 

 

 

美容師の仕事は、髪を切るだけではない

 

 

 

美容師の仕事は、髪をあつかうお仕事に映っていると思います(もちろん大正解なんです)が。

 

 

でも私自身は、その方のお気持ちや毎日の過ごし方まで「いい感じ」に。

 

 

ととのえて差し上げることができる仕事だと思って、サロンワークをしています。

 

 

 

講話の中では、私自身が中学生の頃に初めてショートヘアにチャレンジした時のエピソードを聞いてもらいました。

 

 

 

 

 

 

「髪型が変わることで、気持ちが変わる。」

 

 

鏡に映る自分が少し違って見える。

 

 

その時に感じた「美容師ってすごいな」「かっこいいな」という気持ちは、今の自分の原点のひとつになっているように思います。

 

 

 

「好きなこと」は、最初から仕事の形をしていなくてもいい

 

 

今回の講話で、私が特に伝えたかったことがあります。

 

 

それは、

 

 

 

好きなことって、最初から仕事の形をしていなくても大丈夫。

 

 

 

ということです。

 

 

「好きなことを見つけましょう」

 

 

「自分の強みを考えましょう」

 

 

まだ人生10数年目でそんなこと言われても・・・

 

 

難しく感じてしまう中学生のほうが、多いのではないでしょうか。

 

 

 

私自身も、最初からすべてがはっきり見えていたわけではありません。

 

 

(なんならX JAPANみたいになりたかったくらいw)

 

 

でも、振り返ってみると、中学生の頃から自然にやっていたことが、今の仕事につながっている部分があります。

 

 

たとえば私は、中学生の頃、友人同士の恋バナwを聞いたり、人と人との間に入ったりすることが多かったように思います。

 

 

 

 

 

 

いわば、少し大げさに言えば「恋のキューピッド」のようなことをしていた時期もありました。

 

 

当時はもちろん、それが将来の仕事につながるなんて考えてもいません。

 

 

でも今、美容師としてお客様のお話を伺い、髪のお悩みやご希望に向き合う中で、

 

 

「この方は本当は何を望んでいるのだろう」

 

 

「自分の技術で、何を叶えてあげられるだろう」

 

 

と考えることがあります。

 

 

 

 

 

 

そう思うと、昔から自然にやっていたことや、人との関わりの中で大切にしていたことが、今の仕事にちゃんとつながっているところもあるんじゃないかと感じます。

 

 

 

強みは、自分ひとりで考えすぎなくてもいい

 

 

 

自分のことは、分かっているようで、意外と「自分だけ」では分からないものです。

 

 

でも、日々の学校生活の中で、友達やクラスメートが教えてくれていることがあります。

 

 

「いつも話を聞いてくれるよね」

 

 

「細かいところによく気づくよね」

 

 

「場を明るくしてくれるよね」

 

 

「最後までちゃんとやるよね」

 

 

そんなふうに、人から言われることの中に、自分の強みのヒントが隠れていることがあります。

 

 

 

まずは、自分の気持ちが動くこと。

 

 

人に喜んでもらえたこと。

 

 

なぜか自然に続けられていること。

 

 

 

そういった小さな感覚を、大切にしてほしいなんてお話しを聞いてもらいました。

 

 

 

毎日の小さな約束を守ること

 

 

 

好きじゃなきゃならない職業ランキングで言うとかなり上位に来る、「美容師」。

 

 

でも一方で、好きなことがあればそれだけで仕事になる、というわけでもありません。

 

 

新卒1年生のうちに半数がいなくなるとかなんとか言われているのが、「美容師」でもあります。

 

 

 

好きな気持ちは、もちろん大切です。

 

 

でも、その好きな気持ちを強みに育てていくためには、日々の積み重ねが必要です。

 

 

美容師の仕事は、毎日わかりやすく結果が出る仕事でもあります。

 

 

これでもかってほどお客様がたくさん来てくださる日もあれば、

 

 

なんだかちっともお越しにならない日も、あります。

 

 

技術がうまくいく日もあれば、思うようにいかずに時間ばかりかかってしまう日もあります。

 

 

もちろん、結果に気持ちが動くことはあります。

 

 

 

でもそこで大切なのは、結果に気持ちを振り回されすぎないこと。

 

 

 

今日、自分で決めたことをやれたか。

 

 

昨日より誠実に、丁寧に、できたか。

 

 

目の前のお客様に、きちんと向き合えたか。

 

 

 

 

 

 

そんな小さな約束を自分と交わし、それを守っていくこと。

 

 

 

その積み重ねが、好きな気持ちを少しずつ強みに育ててくれると思っています。

 

 

 

 

聞くことも大切。でも、よく見ることも大切

 

 

 

私は、美容師免許を持たないまま美容室に就職した、「見習い美容師」でした。

 

 

もちろん免許がありませんから、お客様の髪を切ることはできません。

 

 

できる仕事といえば、先輩美容師がカットした後の床を掃くことくらい。

 

 

でもその分、とにかくよく見ていました。

 

 

先輩はどこに立っているのか。

 

 

どこを見ているのか。

 

 

なぜ今、その動きをしたのか。

 

 

どうしてその言葉をお客様にかけたのか。

 

 

 

お話を聞かせてもらうことも大切です。

 

 

でも、見ること、観察することは同じくらい、もしかしたらそれ以上に、大切です。

 

 

人から教わることだけでなく、自分の目で見て、自分で気づくこと。

 

 

 

その積み重ねが、自分だけの学びになっていくのだと思っています。

 

 

 

母校で話すということ

 

 

 

今回、あらためて感じたのは、母校でお話しするということの特別さです。

 

 

 

 

 

 

自分が中学生だった頃には、まさか将来、美容師として、そして美容室を経営する立場として、こうして学校に戻ってくる日が来るとは思ってもいませんでした。

 

 

大人になるということ。

 

 

仕事をするということ。

 

 

自分の人生を少しずつ形にしていくということ。

 

 

 

そのすべてが、当時の自分にはまだ遠い世界のことだったように思います。

 

 

 

でも、いろいろな経験を重ねていく中で、今こうして母校の後輩たちに向けてお話しできる機会をいただけたことは、私にとっても大きな学びになりました。

 

 

 

人に何かを伝えようとすると、自分自身が何を大切にしてきたのかを、あらためて考えることになります。

 

 

 

今回の職業講話は、中学生のみなさんに向けた時間でありながら、私自身にとっても、美容師という仕事を見つめ直す貴重な時間になりました。

 

 

 

地域の中で、仕事を続けていくということ

 

 

 

美容室は、髪を整える場所です。

 

 

 

でもそれと同時に、お店って、地域の中で人と人がつながる場所でもあってほしいなと思っています。

 

 

お客様の日々の暮らしに寄り添うこと。

 

 

長く通ってくださる方の人生の節目に関わらせていただくこと。

 

 

そして今回のように、地域の学校や次の世代と関わる機会をいただくこと。

 

 

そうしたひとつひとつの出来事が、地域で美容室を続けていく意味につながっているように感じます。

 

 

 

 

 

私のつくった美容室イチエは、これからも髪をきれいにする技術はもちろんのこと、地域の中で人と向き合い、少しでもあたたかい関わりを重ねていける場所でありたいと思っています。

 

 

 

最後に

 

 

 

今回の職業講話が、中学生のみなさんにとって、自分の「好き」や「強み」、そしてこれからの未来について考える小さなきっかけになっていたら、とても嬉しく思います。

 

 

すんごい人にならなくてもいい。

 

 

有名な人にならなくてもいい。

 

 

でも、自分の中にだけある、

 

 

「こんな自分になりたい」

 

 

という気持ち、大切に育てていってほしいと思います。

 

 

 

そして私自身も、今回いただいたご縁を励みに、これからも美容師として、地域の中で一日一日を大切に積み重ねていきたいと思います。

 

 

 

浦安市立浦安中学校のみなさま、このたびは貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

「またぜひ。」

 

 

なんつって、機会をいただけるような人でいられるように、日々研鑽を重ねていきます。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)

オーナースタイリスト 伊藤 護

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