イチエの毎日。
2018.02.27
伊藤 護(いとう・まもる)の自己紹介
はじめまして。
千葉県浦安市堀江5丁目の美容室ヘアデザインスペースイチエの代表を務めている、伊藤護です。
私の自己紹介ページにアクセスいただき、ありがとうございます。
◇目次
<美容師の仕事で挫折したこと。また、それを乗り越えられた理由。>
<伊藤 護(いとう・まもる)って何やっている人?>
「『気づいたらちょっと上向いて歩いてた』そんな気持ちになれる場所」 をコンセプトにかかげ、2009年自身のヘアサロン、hair design space i.chi.e を、千葉県浦安市堀江にオープン。
2011年3月
espers. hair and make-up school ディプロマ (ヘアメイク&メイクアップに関する修了証明)取得
2017年〜19年
月に5日、京都府京都市上京区にあるシェアサロン Annabel yard (http://annabel-yard.jp/)、東京都渋谷区代官山 SQUASH ( http://www.squash-web.com/ ) でポップアップサロンを展開
「ひとつひとつの出会いを大切に」
ヘアメイクを通して女性おひとりおひとりにご自分らしさをお届けすることを使命に。
生涯一美容師を志しながら、サロン運営を行っています。
<私の得意な技術>
私は、女性が自身の容姿を思い通りに美しくできることが、女性に自信をもたらしてくれる最善の方法だと思っています。
1日を終えて洗い流す髪の指通り、乾かしながら明日の朝を想像して髪を梳かすとき、起きてからスタイリングをして自分の1日にスイッチを入れていくプロセス。
どんな場面においても髪は、着替えることのできないおしゃれです。
サロンコンセプトに掲げている「気づいたら昨日よりちょっと上向いて歩いてた」は、私が美容の仕事を通して、女性にお届けしていきたいと思っている、この仕事の本質そのものです。
私には大切に磨いてきた技術が、2つあります。
まずひとつは、ヘアカット。
「あそこの美容室はカットがうまい」
「あの美容師さんはカット上手だよね」
お客様の評価基準も十人十色だとは思うのですが、
私が考えているカットの成否は、
「伸びてきても、形を再現できる。」機能としての良し悪し。
そして、
「その方の骨格、雰囲気に無理なくフィットしている。」デザインとしての良し悪し。
この2つのバランスに集約されると思っています。
とかく、「どこを切るのか」「どう切るのか」
そればかりがフォーカスされてしまう技術ですが。
私は、ヘアカットの本質は「どこを残すのか」「どう残すのか」にあると考えている美容師です。
抱えていらっしゃるお悩みや、叶えたい理想も十人十色。
まずはお気軽にご相談いただけたらうれしいです。
もうひとつ私が大切に磨いてきている技術が、
美髪ストレート(髪質矯正)
2010年代後半からここ5年にかけて、技術の進歩が目覚ましい分野、「髪質改善」。
なかでも薬剤と熱の力を借りて、お客様の髪質についての悩みを解消してくれる、「美髪ストレート」技術。
お客様のヘアを、
デザインの側面を支えるのが「カット技術」だとするなら。
素材の側面を支えるのが「美髪ストレート(髪質矯正)」技術。
カット技術同様に、「どうやるか」よりも「誰がやるのか」でその仕上がりが大きく変わる分野です。
特に髪質に変化を感じ始めるおとな世代の女性にとって、素材としてのご自分の髪がどうあるか(いかに扱いやすい状態か)ということは、デザインがどうあるかということと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なこと。
私の美容室では、2022年ごろから段階的に施術環境も大幅にアップグレード。
「美髪ストレート(髪質矯正)」技術のみに特化して取り扱いをされているサロンさまに学びを得ながら、継続的な環境整備を進めています。
私がこの仕事を通してお届けしたい「気づいたら昨日よりちょっと上向いて歩いていた」という気持ち。
その大きなきっかけにもなれる、「美髪ストレート(髪質矯正)」技術。
ヘアカット技術とあわせて、担当させていただくお客様がこれまでに味わうことのなかった心からの満足を得て、翌日から、ご自身でのヘアメイクを楽しんでいってもらえたら、とてもうれしく思います。
<施術後、または次回来られた時お客様になんと言われるか?>
一度ご縁をいただけたお客様が再度来店いただく際に、必ず私からお尋ねしていることがあります。
それは、前回のスタイル提案に対する評価です。
お客様ご自身のデザインへの満足度、スタイリングのやりやすさはもちろんですが、特に伺いたいのは、そのお客様の周囲の方からの反応です。
大切にしたいのはお客様の「気づいたら昨日よりちょっと上向いて歩いていた。」の気持ち。
それは、ご自身の満足度はもちろん、周囲の方からの評価も大きく関わるものだと思うからです。
「ご家族から褒められた。」、「会社の方に評判が良かった。」という声をいただけたお客様からご報告をいただけた時は、私もとても嬉しい気持ちになります。
<どこで育って、どういう子供だったのか?>
私は転勤の多い両親のもとに生まれた一人っ子で、出まれたのは、なんと沖縄県(!)。
生まれただけの場所なので親戚があるわけではないのですが、今でも大切にしている場所のひとつです。
その後も短い期間に転勤を繰り返す両親のもとで、通った小学校は、なんとなんと4つ(!!)。
小学校入学からは千葉県で暮らすばかりでしたが、幼年期の転校生経験は、もしかしたら今のお仕事にもいい影響を与えているところがあるかもしれません(人見知りとか一切しないので・笑)。
最後の転校になったのが、小学校6年生の夏休み。今イチエのある浦安市と初めて縁ができた瞬間でした。
それまでどちらかというと、右に倣え、長いものに巻かれろ、学校の先生の言うことは一応聞いておこう。
オーソドックスかつコンサバな子供時代を過ごしていたのですが、この浦安市との出会いから少しずつ今の私の美容師としての原点が形成されていくことになります。
私が中学生の時の話です。
私が通った中学校は市立浦安中学校という、ご両親、祖父母とも浦安生まれ浦安育ち、いわゆる「地っ子(じっこ)」と呼ばれる子どもたちが多く通う公立中学校。
もともと浦安市が漁師町だった名残か、少し「とっぽい」子ども(平たくいうと、、、不良ですね・笑)の多い学校で、多感な年頃に加えてそこで過ごした友人との日々から少しずつ少しずつですが、朱に染まれば赤くなる(私の髪の色も???!)そんな事態になっていきます。
もうひとつ中学校時代に大きな事件が起きます。
それは、、、ある伝説のロックバンドとの出会いでした。
放課後の帰り道、やはり学校の規則では禁止されていたウォークマンを友人が私に差し出し、
「これ、ちょっと聴いてみなよ。」
その時聴かせてくれたのが、X JAPAN(当時はXでしたね。)の「紅」という曲でした。
「何これ、、、!かっこいい!!!!!」
初めて聴いた瞬間から全身に電気が走るような衝撃を覚えたのを今でも良く覚えています。ご存知の方もあるかと思いますが、当時は、エキセントリックなメイクに、重力に逆らったヘアスタイル、、、音楽性はもちろんですが、どれをとっても、自分にとっての「かっこいい」への憧れを高めてくれるのには十分すぎるものでした。
通い付けの美容室ができるのもちょうどこの頃。
母がよく愛用していた浦安市内の美容室に、とても腕のいい女性美容師がいるということで「あなたも1度やってもらいなさい。」紹介してもらってできたご縁で伺いました。
その美容師さんは、被っていたアニエス・ベーのキャップからフラッパーなポニーテールを出して、なんとも言えず、明るくて元気が良くてやっぱりカッコいい美容師さん。気後れする中学生の私にも、姉のようなスタンスで積極的にスタイル提案をしてくれる美容師さんでした。
そのサロンに通い始めるなかで、X JAPANのコスプレをする女性ファンのヘアメイクをお手伝いしたエピソードを聞かせてくれたりしたこと、仕事で帰りの遅い母に変わって営業後一緒にカラオケに連れて行ってくれた(!)こと、そして初めてのベリーショートスタイルにチャレンジしたことがとても印象的で、そこをきっかけに、私は美容師を「かっこいい」「憧れ」の仕事に思うようになっていきます。
それからも(その美容師さんとのご縁は高校進学の頃に途絶えてしまうんですが)私にとって美容室というのは、カッコいい人たち、かわいい人たちに「カッコいい」自分にしてもらえる場所。
モテたい当時のお年頃も相まって(笑)、定期的にカッコつけに行っていたものです。
<いつ、なぜ美容師をやろうと思ったのか?>
それでも職業としての美容師を意識するのはもう少し先、実は進学した先、大学3年生の頃の話になります。
当時、バブルもはじけて久しく。いわゆる就職氷河期の始まりの頃。
大手の証券会社や銀行が倒産したり合併したりなんていうニュースが聞こえ始めてきていた頃です。
キャンパス内でも、通り一遍等の就職活動じゃなかなか内定がもらえないんじゃないかといった緊張感と、「(学校の名前ももちろんだけど)自分の力で勝ち取っていく」という雰囲気が感じられて、資格取得のために学校に通う者があったりなんていうことも珍しくありませんでした。
そんななかで、私。
正直、、、「あ、どうしよう。」
完全に二、三歩出遅れた感(笑)。
お気楽大学生、「何かになる!」ための学生時代を過ごして来なかった焦りも手伝って、「ちょっと自分探ししてきていいですか。」2ヶ月ほどあーでもなければこーでもない、そんな時間がありました。
突破口になったのは母親からの一言。
「あなた、本当は美容師やりたいんじゃないの?」
そこそこ名前の通った学校に通わせてもらっていた手前、衝撃的でもありましたが、どこか言い当ててもらえたような安堵感を覚えたところもあったように思います。進学させてもらった学歴を後生大事に守っていこうとしていた自分も、ちょっと解放されたような気がして、そこから少しずつ美容師を、自分の職業として意識していくことになります。
今でも、「なぜ美容師になろうと思ったんですか?」
最終学歴を知る方にはしばしば尋ねられます。
もうあの当時から20年近く経ってしまっていますので、後付け的な要素も混ざってしまいそうですが、結局のところは、
「自分の仕事を受け取ってくださるお客様の顔が見える場所で仕事がしたかった。」
っていうことに尽きる気がします。
当時、学習塾でアルバイトをした経験があるのですが、その時に、解法が分からずに、投げ出したい気持ちになっている学生にそっとアドバイスを添えてあげた時のことです。
「あ、、。分かったかも!」
「もしかしてこういうこと?」
「先生ちょっとみてみて。」
「できてる??」
「やったーーーーー!!!!」
自信を回復していく子供たちの表情に元気をもらうことが頻繁にありました。
適職というのは良くわかりませんが、自分が、自分で磨いた技術を通して、誰かの自信を回復させて差し上げることができる幸せ。そういう気持ちを味わえるような仕事を選びたくて、美容師という決断をしたんだと思っています。
それでも、ついさっきまで大学生していた普通のお兄ちゃんが、高校卒業して2年間みっちり専門教育を受けてきた美容学生と横並びになって、同じように活躍していけるほど美容師の世界は甘くはありません。
周囲からの心配の声なんかどこ吹く風、意気盛んに「俺、美容師になる!!!」なんて言っていた勢いは何処へやら、挫折の日は早々に訪れます。
<美容師の仕事で挫折したことは?それを乗り越えられた理由は?>
半年もしないうちになんと2回もの退店を経験。 もういよいよ背水の陣。
地元の、自分が客として利用していたサロンで
「ここでダメならもう美容師は諦めよう。」
そんな気持ちで、最後のチャンレンジをさせていただくのですが。
ここでの、当時の店長との出会いが私の美容師人生を一気に加速させていきます。
その店長は、決して強面、というわけでもないのですが、サロンワークに入ると非常に厳しく熱い指導をされる美容師で、「正直、関わりたくない(笑)」って思うほどだったのですが。実際は、お仕事。そうもいきません。
あるとき私のシャンプーの技術レベルをチェックしてもらう機会があり、その際にも、やはりその技術の不行き届きをかなり厳しく指導されることがあったのですが。
「こういう(悔しい、悲しい、指導を怖いと感じる)思いをすることはこれから美容師をやっていく上で、吐いて捨てるほどある。それでも自分の選んだ道を貫く。だからこそ、その選んだ道に価値が生まれていくんじゃないのか。」
「私が店長をしている限り、絶対にお前を一人前の美容師にする。」
ご指導くださった厳しい言葉の中に潜んでいた私への愛情が感じられた時に、ベソかきながらも、それまでの弱腰だった自分が少しずつ前進していけるきっかけになった出来事でした。
<美容室イチエでお客様にお届けしたいこと、喜んで欲しいことは何か?>
繰り返しになりますが、私は、女性にとって容姿(外見)を美しくすることは、内面に対しても影響を与えていくことのできる強いパワーを持っていると信じています。
大げさに言えば、それをもって、生きていく勇気や自信だってもたらしてくれるものだと信じて、私はこの仕事をお届けしています。
「気づいたらちょっと【下】向いて歩いていた。」そんな気持ちになる場面もあります。
それでも、イチエでの時間、私から施術を提供させていただく時間を通して、お越し下さるお客様にそんな気持ちを、ちょっとでも上向かせて差し上げること。
お気持ちの深いところまで届くお仕事を通して喜んでいただけたら嬉しいと思っています。
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最後まで読んでいただいて嬉しいです!
素晴らしいです(笑!←
ありがとうございます!
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hair design space i.chi.e
(ヘアデザインスペースイチエ)
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