イチエの毎日。 2015.02.08 まだまだ気温の上がる気配は見込みにくいところもありますが。 2月月初、たくさんのお客様に囲まれて今週も賑やかなサロンワークでした。有難うございます。 終えてからの、スタイル撮影も粛々と。 キャンプ地でトレーニングを積むプロ野球選手さながら、今年一年皆様に高まってもらえるサロンワークが作っていけるよう。 私もまた根っこを伸ばし込んでいく時季だったりします。 「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」 ちっちゃーなちっちゃーな、街のサロンのオーナーでも、稀代の企業経営者の言に触れることがあります。 この言葉、、、オーナーとしてというよりも、ひとりの美容師の立場で聞く時。 自分の伸びしろと向き合いながら、背筋をしゃんとさせられるところがあります。 「今日はいかがなさいますか。」 多くの場合、そんなところから始まるお客様とのカウンセリング。 伺うお客様のご要望もございますし、私自身の認識をお伝えすることもありますし、ひとつひとつケースバイケースではありますが。 大切にしていることがあります。 「お客様がキレイになるために出来ること、を探す。」 ご要望いただいたデザインをご要望通りにお届けすることは、とても大切なことですが。 ご来店下さっているお客様にステキになっていただくために 「自分がどれだけ想像力を使って、考えて、考えて、考えた末で、ご提案差し上げられたか」 自分に対してプロとしての価値を認めていただいている、その立場に自覚を持って積み重ねていくサロンワークでありたいと思っています。 お品書きなんてものは、ない。 先日、しばらくご来店のなかったお客様からいただいたお電話があります。 「伊藤さん、、、実は遠方に越してしまって。。。今日(越した先で)初めてのサロンに行くんですけれど、これまでかけて下さっていたパーマのロッドのサイズを教えてもらうことってできますか?」 サロンにお越しになるお客様が寄せて下さっているご期待とご不安の一端を見るような思いがしたのと同時に、 「【美容師】の仕事って、やっぱ、〇〇〇〇」。積み重ねて来た信頼への自信と、新たにする実感がありました。 巡り巡ったその先で。本質を、とことん。謙虚に、堂々と。 “i.chi.e REMODEL 2015.”と銘打った今年のスローガン、その先に見ている未来予想図だったりします。 いわゆるひとつの、「書かんでもいい」系ブログになっちゃいましたが。 たまにはこんな本音なこだわりも、チラリズム←。 励んでいきましょ。 でわでわ。 hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ) オーナースタイリスト/伊藤 護 Tweet お店の、看板。 i.chi.e、インスタグラム始めるってよ。