「意外と手強いんです!」〜イチエの美髪ストレートレシピ92

イチエの施術レシピ 2024.10.28

イチエのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、

 

 

hair design space i.chi.e

 

 

(ヘアデザインスペースイチエ)で

 

 

代表を務めています伊藤護

 

 

(いとう・まもる)っていいます。

 

 

 

今日は、

 

 

「イチエの美髪ストレートレシピ」

 

 

特に、パーマやヘアカラーはしたことがない!

 

 

いわゆるバージンヘアに施術させていただいた事例をシェアします。

 

 

ぜひ最後までチェックお願いいたします。

 

 

 

◇ 実は、、、意外と手強いんです

 

 

(ストレート)パーマやヘアカラーをしたことがない髪。

 

 

 

 

 

 

 

「地毛」という方もいますが、一般的には「バージンヘア」と呼んでいます。

 

 

パーマやヘアカラーを定期的に施している髪に比べると、ダメージの蓄積が少ない分、簡単楽ちんにストレートヘアになるんじゃない?なんて思われがちなんですが。

 

 

これが実は、なかなか手強いんです。

 

 

 

というのも。

 

 

 

 

 

 

近年開発・製造されるお薬(実はストレートパーマに限らずヘアカラーでも同様に)、パーマやヘアカラーをくり返している髪を想定されて作られているものが、ほとんど。

 

 

もちろんその分、ダメージヘアでも大丈夫ですよ〜!

 

 

ちょっとハリコシ弱くなってきちゃった髪でも大丈夫ですよ〜!

 

 

 

ではあるんですが・・・

 

 

 

要は、「効きがやさしい」お薬たち。

 

 

 

 

 

 

体力100点満点のバージンヘアに効かせようとすると、ちょっと、むむむ・・・

 

 

 

パワー不足になってしまう場面があるということなんです。

 

 

 

◇ 美容室イチエ流バージンヘアの方にはこんなアプローチ

 

 

 

じゃあそんな時、美容室イチエではどんなふうにストレートをかけていくの?っていうお話。

 

 

とかく、ダメージヘアでも大丈夫! ブリーチヘアでもほらこの通り!

 

 

 

 

 

 

 

レシピばかりご紹介していますので、今日は、

 

 

「バージンヘア編」

 

 

いってみましょう。

 

 

 

まずあらためて、Before。

 

 

 

 

少し明るい印象に映るかもしれませんが、ヘアカラーを全くされていない(地毛が少し明るめな)お客様。

 

 

太さ量感ともにリッチで、若々しい髪でいらっしゃるんですが、やはりその量感の分だけ。

 

 

下ろす感じだとちょっとまとまりに欠いてしまう・・・

 

 

特に今年の猛暑の煽りもあり、夏の間は結んで過ごされていることも多かったということで。

 

 

 

 

 

 

 

結びぐせと言っていい、やわらかい動きが毛先に認められる状態。(でも髪の毛は元気いっぱい!)

 

 

 

「そんなにくせ毛って感じでもないじゃない?」

 

「ちょちょっとやれば、かんたんにサラサラになるんじゃない??」

 

「、、、ストレートパーマをかけるの???」

 

 

 

そんな声も聞こえてきそうですが、ノンノンノン。

 

 

 

ハイダメージヘアにかけるのとはまた違う、「これは、、、手強いぞ、、、」の緊張感。

 

 

「かけてもらったんだけど、なんかあまりまっすぐにならなかった・・・」

 

「毛先の方がボヤッとしてておさまっていない感じ・・・」

 

 

いわゆる「うーん。。。あんまり、変わらなかった。」

 

 

そんな、典型的な失敗事例に注意しながらアプローチしていく施術になります。

 

 

 

(アプローチその1)お薬のパワーをブーストUP!

 

 

特に今回の場合は、髪そのもののうねりもないわけではないんですが、どちらかというと、結ぶ機会が多かったことによる結びぐせの方が要注意。

 

 

 

 

こういう物理的な力でかかってしまうくせは、バージンヘアであるっていう条件に加えて、従来のストレートパーマのアプローチでは解消しきれない(若干のくせが残る)ことが多いんです。

 

 

そこで、美容室イチエでは普段使用しているおくすり、調合レシピに、

 

 

こちらの魔剤・・・(怖w

 

 

 

 

 

炭酸グアニジンっていう、お薬のパワーをブーストUP!してくれるエッセンスを適量イン!

 

 

従来のストレートパーマのアプローチでは解消しきれない(若干のくせ残り)部分までしっかりお薬を浸透させていきます。

 

 

 

(アプローチその2)応力緩和をかける

 

 

「おうりょくかんわ」っていいます。

 

論よりビジュアル。

 

こちら↓

 

 

 

 

おくすりを塗布させてもらっている髪を、アルミホイルの上に乗せているのが確認できるかと思います。

 

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

昔々のストレートパーマ、お薬を塗布された髪を、「(アクリル)板」のうえにのせてまっすぐに矯正していた時代。

 

あの理屈にならって。

 

 

特に結ぶぐせで出てきてしまう毛先のしつこい動きを解消するための処置としてこの、応力緩和。

 

 

かけていくことで、おくすりのアプローチだけでは解消しきれない(若干のくせ残り)部分。

 

 

しっかりお薬を効かせていきます。

 

 

 

◇ 美容室イチエ流バージンヘアの方にはこんなアプローチ

 

 

最終的な仕上がりが、こちら。

 

 

 

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

全体的にボリューム感もスッと収まり。

 

 

結ぶぐせからきていた毛先のうねりもこの通り。

 

 

 

 

 

もともと元気いっぱいの髪ですから、ストレートがきれいにかかればこの通り。

 

 

鬼に金棒な、ダントツの美髪ストレートの出来上がりです。

 

 

 

◇ 知っていてもらえるとうれしい、ストレートパーマの現在地点

 

 

 

というわけでここまで、バージンヘアにおかけする美髪ストレート。

 

 

実際の施術例を交えて解説、ご紹介させてもらいました。

 

 

 

「そうか、私もストレートかける可能性あるっちゃあるんだな。」だったり。

 

「そうか、、、結びぐせってのは、なかなか手強いんですね、、、。」だったり。

 

「健康な髪だから短い時間でササっとかかる、でもないんですね。」だったり。

 

 

 

ひとつふたつでもお役に立つ内容になっていれば何よりです。

 

 

ここ2〜3年で大きくアップデートした美容室イチエのストレートパーマ。

 

 

おとな世代の髪にも対応していける内容になっている分、これまで以上にいろいろなお悩みを耳にすることが増えており。

 

 

結果、「おひとりさまにひとつずつ」感。

 

 

とても個別性の強い技術になってきています。

 

 

私たちも引き続き、ひとつひとつの術例に向き合いながら、質の高いストレートヘアをお届けできるよう励んでいきますので、この記事を最後まで読んでくださっているあなたも。

 

 

引き続き、こういった発信にキャッチアップしていただきつつ。

 

 

「ストレートパーマの現在地点」なんとなくでも知っていてくださるとうれしいです。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

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