イチエの毎日。
2014.10.22
i.chi.e の週明け水曜日。
昨日からあいにくのお天気で今週平日は晴れ間を望むのが難しそうですが、10月も終盤。11月に向かって張り切ってサロンワークに努めたいと思います。〇〇の秋?!
芸術の秋、食欲の秋、読書の秋。 夏とはまた違って、インドアで過ごす時間も増えるこの季節。 昨日はお天気も優れなかったこともあり、自宅でゆっくり読書を楽しみました。 「大人のための読書の全技術」斎藤孝 著 著者はテレビ番組でも拝見することのある方ですので、ご存知の方も多いかと思いますが。 「時間がない」、「本より、スマホに手が伸びちゃって。。。」などなど読書に割く時間を作れない理由あふれる今日この頃。 読書に触れる時間の大切さ、効用を、とても分かりやすい言葉で説いてくれている一冊です。 私もまた、二言目には「時間が・・・」と言いかけてしまうところがありますが。 インターネットで得てくる情報とはまた違って、自分の指でページを繰りながら(美味しいコーヒーがあると更によしw)先人たちの考えや知恵に触れる時間はやはりとても有意義なものです。 ご自身もまたかなりの読書家という氏の書かれる文章はとても分かりやすく、すっと入ってくる感じが致しました。あともう1冊。 「子供たちに伝えたい日本の戦争 1894~1945年 あのとき なぜ戦ったのか」皿木喜久 著 、、、だいぶ男臭い、、、ですね(^^;。 今年初めに鑑賞した映画「永遠の0」しかり。個人的に日本の近現代史に関心が強いこともあったり、最近の某新聞社のなにがしかが話題になったり、そんな情勢から関心を持った1冊です。 映画のなかでも描かれていますが、実際に戦争を体験した日本人がどんどん高齢化、減少していく中で直接「伝え聞く」ことのできる機会は、私自身もほとんどありません。 それこそインターネットから手繰り寄せれば、、、なところもあるのかもしれませんが、史実をきちんと把握する上ではあまり偏りのない一冊から学びたいものです。 軽々しく、読後感や、自分の考えを述べられるものではありませんが、自分たちが受け取っているバトンの重みというのは忘れずに日々を重ねて行きたいものだと常々思っています。 最低限、自分の今と同じくらいの未来を、これからの人たちにもつないでいけなかったら、格好わるくない? 歴史に触れる時には、そんなところに思いを致しています。 歴史の教科書で勉強したこと、なんとなく浴びた情報から持っていたイメージとは覆される、「気づき」がある一冊。
併せて、もしよかったらご一読を。 ちなみに、i.chi.e シャンプーブースのチェストは、一部私の蔵書になっているところもございます。(
でわでわ。
hair design space i.chi.e (ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護