イチエの毎日。
2016.07.13
みんなの週明け、私の週末。先日、月曜日。
ちょっこしサロンワークを早めにおいとまさせていただき、一路、舞浜へ。
お約束を交わしてから10日前後。どうにもこうにも胸がわくわくどきどき迎えたこの日。。。
なんと、、、20数年ぶりに。
高校時代の恩師との再会、果たしてきました。
きっかけは、お客様。
今春、学校職員としての就職をされるお客様との会話の中で、なんちゃなく。
「伊藤さんって、どこそこ高校(伏せる必要あるのかな、のご出身でしたよね??」
「お、おう。」
「実は私が今度就職するのって、実は、その、どこそこ高校(分かりにくい なんですよ〜〜〜!」
「(ノ゚ο゚)ノあれま! そらあんた、びっくりぽんや!」
、、、からの、
そんなこんなを経て。
!!!!!
禁止されながらもこっそり持ち込んでいたお尻ポケットのポケベル(ふふん、若者は知るまい)が最先端だった当時から考えれば、もうなんでしょう、奇跡のような感覚ですが。
お互い、スマートフォン、タブレットを活用して、Eメールで待ち合わせをセッティングして。
3時間弱の、それはそれは夢を見ているかのような会食の時間でございました。
ビリギャル、ではなかったけど。
私の通っていた学校は、校則が大変厳しく(「近隣の梨畑から梨をもいで退学になった学生がいる。」とか、もはや都市伝説みたいな校則もたくさんありました。)
当時、尾崎豊さんの次くらいに、自由を愛してやまず。
「愛することと生きるためにすることの区別迷った」的な伊藤は、それはもう、恥ずかしいくらい、そういう風紀に折り合いを上手につけられない、困ったガキンチョでした。
恥を忍んで申し上げるエピソードですが。
高校3年生になってほどなく、いよいよ生意気盛り。
学校との折り合いが上手につけられない私は、、、
「もう行かねぇ、あんな学校!おれ、X JAPANになるか、美容師になる!」
後半は定かではありませんが(笑)、退学瀬戸際まで行きかけ、いよいよ母親が単独で学校に呼び出される事態にまで発展したことがありました。
教頭、教務主任、そして私の担任の先生とに囲まれて。
今思えばずいぶんな親不孝をしてしまったものです。(まぁ母も母なりに、、、そこそこにやりあったそうですが。)
その担任の先生が、帰りしな、「お母さん、大丈夫ですよ。護くんは私が絶対卒業まで面倒見ますから。」なんて声をかけてくださったそうです。
首の皮、薄皮一枚。徳俵に足をかけながらも、残りの半年、「首にしようとしたやつ、ぜっってぇえーーーー見返してやる!」だったり。
とはいっても、やっぱり、担任の先生への恩義が1番だったかもしれません。
なんとかかんとか、しなきゃな。だったり。
最後はお見事!ほにゃほにゃ大学に現役合格なんていう、ビリギャル的なメイクドラマな結末だったりなんだりしたわけです。
実感。
「誰よりも早く学校に来なさい。朝、学校に来る学生から順に希望通りの進路を達成していくぞ。」
「身なりに気を配りなさい。大人になったら背伸びでも、なるべく高級なものを身につけるようにしなさい。それが自分の背筋をシャンとさせてくれる。」
「同窓会なんていうのは、みんなが30歳を過ぎてあたりから味わいが出てくるもの。気軽に振り返る機会ばかり持っていては、前に進まないぞ。」
色々と思い返される言葉もありましたが、何よりも、先生が今も変わらずに前向きに元気いっぱい、学生たちの未来を思いながら教鞭をとっていられるということが大変嬉しく。
私もまた先生の教え子としてかっこいい大人になれるように、頑張っていこうという気持ちにさせていただきました。(「どういう経緯で美容師ってことになったんだ?」は、やはり聞かれましたが・笑)
いやー、、、ほんと、こういうことがあると「ここまで生きてきててよかった〜。」なんて。
実感です。
これもまた一期一会の、成れの果て。
今日が足跡になっていく感覚忘れないように。今週も頑張りましょ。
長文駄文失礼いたしました。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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