イチエの毎日。
2016.08.05
昨日は、いつもイチエのスタイルブックに登場してくれているモデル様が髪やりに来てくれました。
(girl: Risa / hair, photo: Mamoru Ito)
来春に控える国家試験に向けて、現在奮闘中!
少々お疲れ気味でしたが、昨日も遅くまでお付き合い下さいました。いつもどうもありがとう。
「いつも決まった美容師さんに担当してもらっているの?」
術中、彼女がお友達とスピーカーホンで(!)繰り広げる若者トークに混ざらせていただく時間があったんですけど(もちろんもう店内に他のお客様もいらっしゃらなかったので。)
そこで、そのお友達の方のヘアサロン事情、美容師さん事情の話題になったんですよね。
すると、、、
「わたし、もうこの5年くらい、2回として同じ美容師さんにやってもらったことないです。」
「・・・。(汗」
正直、、、頭ガツーンと殴られるような思いがしてしまいました。
うかがえば、「思い通りのヘアスタイルになれたことないし。」
「(こっちが若いからなのか)そもそも男性美容師がナンパに近いスタンスの接客をしてくるし。」
「もうだいたい美容師、どーなってんの!!?」
もちろん私はお会いしたことのない女性ですけど、美容師を代表して謝りたい気持ちになりました。
本物って、こういうのなんだぞ。
帰宅してから、楽しみにしていたテレビ番組がありました。
今年「再集結」したTHE YELLOW MONKEY を取り上げた音楽番組。
X JAPAN をはじめ、たくさんの音楽を浴びていた90年代に活躍していたバンド。
再集結後、テレビ出演を見るのは初めてでしたが、年数を経たって変わらない世界観、艶っぽさ。
そして端々に出ちゃってる、、、「この人たちも、ほんと音楽が好きなんだな。」
自分の多感な年頃に重なってくれたバンド、出会えた幸運に感謝したのはもちろん。
きっと当時のことは知らない世代の方たちにもお届けできるタイミングで戻ってこられたことに、「こういうのだぞ、聴いとけ!」そんなお節介心まで芽生えてしまう次第なのでした。
美容師だって、できる。
Twitter やYouTube から配信されてくる情報を頼りに、都内有名サロンに行ってみたい!切ってほしい!その一心で、地方から新幹線に乗って、そのサロンを訪ねる若い男の子たちを取り上げている情報番組を見たことがあります。
ほんとは。
私たちの仕事だって。
そうであれば、どんなことだって、「ある」し、「お届けできる」お仕事なんだと思っています。
「決まった美容師さんのいる女性の人生は、そうでない女性の人生より3倍幸せ」
先に書籍を紹介した、佐藤友美氏の金言を待たずとも。
「自分の貯めたお金で美容室」に慣れていないお年頃の女の子の気持ちひとつ、受け止めきれない美容師っていうんじゃ、あんまりにも情けないし。
そんな時間を5年も過ごさせてしまった、おしゃれ感度伸びざかりな女の子と、ヘアサロン/美容師とのこれからの付き合い方。
何ができるんだろう?
あらためて使命感、感じた夜更けなのでした。
そんなこんな。
8月最終の週末(まだまだ予約お受けできますよー、気合い入れていっくぞー!!!
【8月定休日】
2日・9日・16日・23日・30日(火曜日のみ)
*今月は、代表伊藤/Jr スタイリスト 国吉 が夏休みをいただきます。
*各スタッフの公休日についてはブログをご参照ください。▶︎▶︎▶︎ https://ichie.net/4470
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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