イチエの毎日。
2014.07.26
夏休み本番。お盆を前に、ファミリーでヘアカットのご用命を頂くことも多い季節です。
特にお嬢様においては、わりと小学校低学年くらいからヘアサロンでの施術に興味を示してくれて、「ママとおなじところでチョキチョキしたーい!!」そんな風に思ってくれる子も多いようで。
(きっとこの子からしたら、自分は、おじさん、、いや、お兄さんでいける、、、?いやいや、やはり厚かましいか。。。)なんていう煩悩が時折頭をかすめながらも、とってもうれしい気持ちでお仕事させていただいている次第でございます。
今日はそんなお嬢様のカットをさせて頂いている時に、付き添ってくださるママとのやり取りに、ふと感じることを綴ってみたいと思います。ちょっと長いんですけど。お付き合いいただけたらうれしいです。
いつの間にかの、個人差。
皆さんは、親御さんの紹介/伝手を頼らずに、ご自身でヘアサロンを「選んで行った」というのは何歳くらいのときの体験でしたでしょうか。 ちなみに私は、大学生(遅いかな。。。)の時にはじめて、駅前の外観オシャレなサロンを、自分で「選んで」入ったのを覚えています。 意識するしないに関わらず、女性にとっての大切な場所- ヘアサロンとのお付き合いの仕方。 お運びいただく頻度というのは個人差のあることだと思います。 ホームケアに対しての意識もまた、個人差があることを皆さんは経験的にご存知のことと思います。 それ自体を、善し悪しとする論旨ではなく。ふと思うのです。
お嬢様にとっての「初めての美容師」は、、、。

私はどんなに低学年の女の子を担当させていただく時でも、かならず。 「今日はどんなふうにしよっか?」 「今日はどのくらい切ろっか?」 開口一番は、お嬢様に向かってお話をさせてもらっています。 「かわいくなりたい!」お嬢さん自身の中にきっとある、気持ちの部分にまずお声がけさせてもらえたらな、と。 ただ実際にはどうでしょう、ほぼ十中八九、はにかみながらも、お嬢様は連れてきてくれたママの顔を覗き込みます。
もちろん「どう伝えていいのか分からない」、「自分の気持ちを代弁してもらいたい」、

が、しかし!しかしながーらです!!
かわってお話し下さるママの言動、、、伊藤の心が痛むのは、実はそんな場面においてです。
我が娘可愛さがにじみ出てしまうことへの照れを感じて、ついついの言動になってしまうママもあるとは思うのです、ない時間を見つけてやっとの思いで連れてきて下さった大変さもまた理解しているつもりではおります、、、。
が、今一度ふと考えてみて欲しいのです。 ご自分が、担当美容師に同じようなことを言われた(された)としたら、、、。 そんな視点で考えてみていただけたら、、、いかがでしょうか。。。
伊藤の願い。
自身のキャリア、年齢もあり、以前ほどはお嬢様のヘアカットに携わることも少なくなってきたのですが。 私が願うのは、自分の容姿や髪を「好きになって欲しい」ということです。 ママから見れば、ネガティブに見えるような要素もすべて個性。 活かし方で如何様にもポジティブな要素になるものです(その活かし方にこそ私たちプロがお届けする仕事の価値があるわけで)。



ずいぶんと偉そうなことを宣ってしまいましたが。 ハッピーな女性が末永くたくさん増え続けていって欲しいし、同年代の女性に、ママが増えてきたこともあり、したためてみた次第です。 ご参考までに。
hair design space i.chi.e (ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護