イチエの毎日。
2018.05.06
毎週日曜日は私、伊藤が担当。「美容師と◯◯」的なコラムごっこみたいなブログをしたためていきます。
伊藤節大好きな人に喜んでいただけるブログになるようにあーだこーだしてみますので、ひとつよしなに。
んでもって今日は、タイトルの通り、美容師と人工知能(AI)。
なにかと酒の肴になりそうなトピックですよね。(お酒飲めませんけど。
なんだか得体の知れない、でもなんだかすげーことになりそうな気配感だけは漂わせてくる四文字熟語。
「携帯の最終形って、時計なんじゃない?」AppleWatch的なガジェットの登場を20年前に予見していた(ほんとだよ。)美容師が考える人工知能のおはなし。そんなお題でコラムごっこしてみます。
「黒船じゃあるまいし。」
「人工知能って?なに?それってうめーんか。」
なんつって。
聞くところによると、人工知能の登場によって私たちの生活は、えー
生活が、、、
うーーー
なんだかなんだかそういうことらしい(雑。
なにはともあれ、有り難い(?)ことに、美容師の仕事は取って替わられることのない職業ランキング上位なんだそうです。今のとこ。
有り難い に?をつけておいているわたしの考えはというと、、、
それ自体が美容師の悲劇、、、みたいなことにしちゃいけないぞおおおーです。
想像するのは、
「まじ?俺たちの仕事なくなんないの??ひゃっほーぃ!」っていうより
「うぉおおおお、、、まだ俺たちは働かねばならぬのかーーーうぅうぅうう・・・」
になってるんじゃないかの未来。
生活のいろんなところにその子たちが介入してくるようになった未来で、自分たちの仕事や価値観(=やっぱ、なんたって手に職だね的なもの)だけがそのままなにも変わらない、「安定」なんてことあるわけないだろう、くらいの危機感を覚えています。
適切な来店周期、ご予約導線はビッグデータからAIの導き出すものを選択。お客様へのお呼びかけ、広告の行き先はますます混迷。
『カウンセリング/私たちからのご提案』は全てビッグデータからAIの導き出すものを選択。
それにともない薬剤の選定(適量も判断)、施術行程の設計は、ビッグデータからAIの導き出すものの通りに行う。
施術だけは人間が行う必要があるので、一応ひととおり、今まで通り。(*もしかしたら施術提供できる美容機器が出てくる可能性もあると思っています。)
仕上がったお写真やカルテはビッグデータに蓄積。
お会計はAmazon Go 仕様。ゲートをくぐると決済完了。お見送り。
今考えてみたってこのくらいは思いつきます。
美容師や美容室が無関係と考えるほうが少し不自然な気がします。
ただ、ね。
人工知能って、人工だから。あくまで。人が、つくりはじめたものだから。
人工知能自体の学習能力は人間のそれを超えてうんぬん。
未知のテクノロジー領域も知ってる知ってる。もちろん織り込んだ上で。
それでも、「主導権はぜーーーったい手放さないんだかんなーーー。」ってわたしは思ってます。
自分たちの仕事を棚卸した上で、お願いできること、AI さんに。
本当に、本当の意味で純粋に本質的に美容師でいられる環境を実現してくれるのも、この子たちなんではないかっていう期待感もまた。
むしろ、こわいこわい言いつつ登場を待ち望んじゃってるとこないですかーーー。
「勤労」という言葉のほうがいつのまにか死語になってて、「【働く】から得られる喜び」を忘れていきそうになっていく未来の方がわたしにとっては、よほどこわい笑笑。
カウンセリング、接遇を拒まれる美容室。
施術/仕上がりへの喜びを感じていただきにくくなる美容室。
ぜひまた、のお約束がほぼ無意味なお見送り。
あわわわわわ、と、むふふふふ。
決めるのはわたしたち。
美容師らしく美容師な私で評価していただける美容師でいたいものです。
そんなこんななんのこっちゃでした。 Adios👍
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護(いとう・まもる)
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