イチエの毎日。
2018.05.27
先日の公休日に、2週分録画していた「プロフェッショナル〜仕事の流儀」というドキュメンタリー番組を見ました。
今回密着を受けたのは、日本を代表する体操選手、内村航平さんと、サッカー選手、本田圭佑さん。
そのなかでおふたりがおっしゃっていた「年齢による衰え」、「世代交代」というワード。
アスリートの方たちが向き合っているそれになぞらえてというのは、とてもおこがましいのですが。
「さて。どうよ伊藤は???」
少し考える時間がありましたので、今日はそんなこんなを綴ってみようと思います。
わたしが美容師の世界に飛び込んだのは、22歳。
スタイリストとしてお客様の髪を担当させていただくようになったのが、23歳の時(!)。(早すぎたとこなかったか。。。)
それから30歳でイチエを出店して、今年11月でいよいよ10の位が、、、あぁああぁ。
そんなこんなの略歴。
かれこれ20年弱、美容師としてお仕事を積み重ねてきたことになります。
集中力の20代。
技術習得という意味合いにおいても、お客様の髪を担当させていただきたくて一生懸命という意味合いにおいても、そして何よりいつかは自分のサロンを、、、!!!という意味合いにおいても。
ちょっと、今の自分では負けてしまうんではないかと思う時があります。
今考えればそんなに慌てる必要もなかったんですが、とにかく「早く、早く。」
上手くなりたかったし、チャンスが欲しかったし、たくさんのお客様から支持される美容師になりたかった時代。
自分が担当したお客様はもちろん、他の美容師のお客様の施術にも関心が向いて、その内容を把握していたところもありました。
追求したかった30代。
30代=「イチエの伊藤」です。
勢いで独立を果たしてはみたものの、やはりわたしを指導してくれる技術者がいなくなったという環境。
わたし(=イチエ)が提供できないデザイン=お客様に体験していただけないデザインという現実。
張り合いと同じくらいの不安を覚えました。
一方で、時間制限なく自由に練習していい環境(「おーいそろそろ帰れよー」がない。)でもある自分のお店。
これまで取り組みのなかった作品撮りを積極的にやり始めたのも、そんな気持ちから。
メイクアップの勉強をしなおしたのは2〜3年前でした。
自身のお店ですから当たり前と言えば当たり前ですが、いつかいつの日か、一美容師として成し遂げたかったキャリアハイ(担当させていただいたお客様の人数/売上)もまた、イチエで達成できたものでした。
衰えは、あるのか。
うーーーむ。
実は、先日その番組を見るまで、そのことについて考える時間を持っていないことに気付かされたってところがあります←。
よく言えば脇目も振らずまっしぐらってことかもしれませんが、少々向こう見ずなわたしの性格も手伝って、です。
ただ一美容師としては、変化がないと言えばやっぱり嘘で、最近は特に自分が「男性(美容師)」であるってことについて、向き合う時間が増えてきたかなーと。。。
、、、んまぁ、考えたって性別が変わるわけではなし(変える気ももちろんありませんw)、致し方のないところなのですが。
お越し下さる、女性のお客様との接し方みたいなものはキャリアを重ねるほど、立ち止まって考える時間が増えてきました。(女性美容師さん、、、というか、同性って強いよなぁあ。。。っていう。
(、、、世間じゃ、それを衰えというのかな。。。
自分で判断するものでもない(お客様が決めてくださること)と思っているので、よくわかりませんが。
サロンで接遇させていただいているなかでは伝わりにくいところで。案外、あーだこーだしているんですよって話でした。(わりと大切な時間だと思っています。
ではでは素敵な日曜日をー。
あでぃおうっす!
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
Website|http://ichie.net
Facebook | https://facebook.com/ichie090530
Twitter | https://twitter.com/ichie_090530
ご予約はこちらから(少しお早めのご予約をお願いしております。)
各種ご相談、お問い合わせはLINE からも承っております。
浦安駅からサロンまでのアクセスをご案内しております。(*専用駐車場2台分のご用意がございます)