イチエの毎日。
2018.08.18
ちょっとずつサザンオールスターズの「真夏の果実」をたそがれ聴きたくなる今日この頃。
今日のヘアレシピは、そんな残暑お見舞いにぴったりな（はい？
涼やかショートスタイルを、代表伊藤からお届けいたします。
「ここ、刈り上げちゃおっかな。」
まず、Beforeです。
いつもほぼ「おまかせ。」で信用を寄せてくださっているお客さま。
前回（６０日前後）もショートスタイルでのご提案をさせていただいているんですが、ヘアカラーの褪色然り、耳の後ろのボリューム感を中心に、少し全体的にスタイルが崩れてしまっているところからのスタートでした。
「事件は会議室で起きているんじゃないっ！！？？？」
何かの映画のセリフみたいですが。
「デザインはご来店いただいてから始まるんじゃないっ！！！」
「ご予約をいただいた時点から始まっているんだっ！！！！」
（字数的に決まりがちょっとあれですねw
毎々信用を寄せてくださっているお客様ならなおのこと、まだ小さいお子様がいらっしゃることもあったりなんだりもふまえて、今回は「刈り上げ」という要素をデザインとしてご提案しようと思っていたところに。
ご本人から、「（スマホを見せてくれつつ）こんな感じでさ、刈り上げちゃおっかなと思うんだけど。」
こういう時ってのは、美容師的にはもうなんでしょう、なんだかハイタッチしたくなるよな気分。
ではではいっちゃいましょーーー！ってことで。
Afterです。
どどん！
！！！！！
いかがでしょうか。
襟周りについては指ではさむのが難しくなるくらいギリギリの長さまで短く。
斜め後ろからのアングルになると、後頭部のシルエット、かき上げながら作るフロントからのクールな雰囲気が伝わるかと思います。
ちょっとお写真が行き届いていないのですが、サイド（耳の周り）もまた襟周りと同じくらい（デザイン事情でもちょっと短く）「刈り上げ」を施した短さになっています。
ツーブロックって、なにそれ？どうなの、実際。
一般に男性の定番スタイルと思われがちな「ツーブロックスタイル」。
たくさんのメリットがある中でも代表的なのが、「サイド（耳周り）のボリュームダウン。」
アジア人の頭骨形はこめかみ付近（はち、と言ったりします、）が張り出しやすく、特に男性の硬い髪質の場合サイドのボリュームがヘアカットの動機になること多いのです。
そこを短く刈り上げてしまうことで、物理的にボリュームをダウンさせようという技術。
長さを残す上の「ブロック（エリア）」と、その長さと関係なく、別で短く切り込んでいく下の「ブロック（エリア）」で、「ツーブロック」。
（そんなこんな、実は私伊藤のヘアスタイルも、最近はツーブロックスタイルです。）
またそれに付随する様な形で、ツーブロックスタイルのオススメポイントは「耳にかけやすくなる（かけた時にモサっとなりにくい）」というところがあります。
理由は、先に書いた内容と重なるので割愛しますが、いかがでしょうか。小さいお子様がいらっしゃる女性の方はとかく下を向いてお子様のケアにあたること多くないでしょうか。
その時に顔まわりにかかる髪の毛を後ろに流して耳にかけやすくできていたら。。。
ニヤッとしますねw。暑さをしのぐ意味でも快適なスタイリングが楽しめるのではないかな〜と思うのです。
先ほども申し上げた様に、「ツーブロック」というのは、長さを残す上のブロック（エリア）と、その長さと関係なく、別で切り込んでいく下のブロック（エリア）で、「ツーブロック」。
「刈り上げ」が必ずしも目的（必須）ということではありません。
「ショートスタイル、なんかいいかも。やってみたいかも。」
勇気出たお客様からぜひ、お気軽にご相談ください。
ではではー＾＾ Adiooos.
hair design space i.chi.e（ヘアデザインスペースイチエ）
オーナースタイリスト 伊藤 護
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