イチエの施術レシピ
2018.10.06
10月最初の土曜日。 2週間ぶりのイチエ代表伊藤がお送りするヘアレシピです。
春(4月、5月)のイメージチェンジ。
梅雨時(6月)の、おさまり改善。
夏(7月8月)の、やっちゃえーーー!!な派手髪(??!
に比べると。
9月10月は素材ケアメニュー(ヘアエステ/ヘッドスパ)のご用命が多く、いわゆる「ブログ映え」するようなガラッとスタイルチェンジなレシピがそんなに多くないのです(それはそれで、髪にはとてもいいこと。今年は特に酷暑でしたからね。
そんななかでも、だいぶ、秋色。
集まってきています。
一目瞭然、、、w。 全体的に明るさを落ち着けるご提案をさせていただくことの多いシーズンです。
そんなわけで今日は、褪色したヘアカラーに効果抜群なお色味マメ知識、お届けしたいと思います。
色の三原色
「赤、青、黄。」
黒髪に対するヘアカラーという視点ではイメージが湧きにくいかもしれませんが、これ、ずっと変わらない大原則。
何かを混合させて作ることのできない、色の3原色と言われています。
アジア人の黒髪を作るメラニンがもともと赤褐色を持っている(濃度に個人差あり)ことから、一般に髪を明るくすると、立ち上がりは全体的に赤味(オレンジ味)を帯びた茶色に変化していきます。
そこから繰り返し明るさを上げて(脱色して)いくと、少しずつそのオレンジ味がなくなり、いわゆる「金髪」。黄味を帯びた茶色に変化していく、といった具合にヘアカラーは変化をしていきます。
「だいぶ色が抜けてしまって。。。」
大まかにいってしまうと、私たちはご来店の際に、そのお客様の褪色の方向が赤味を帯びたほうにいったか、黄味を帯びた方にいったか(残留している色味と合わせて「アンダートーン」なんていったりしています。)を確認しています。
赤みを抑える◯◯、黄みを抑える〇〇
三原色を混ぜ合わせて作る第二原色。
第二原色同士を混ぜ合わせて作る中間色。
そんなこんなしていると、あらまずいぶんカラフル色相環。
サークル状に色が分布します。
このサークル状に分布した色それぞれの真向かいさんに来る色(例えばRed に対しての Green)のことを反対色(補色)といって、実はヘアカラーのトーンダウンの時には、かなり大活躍させているわけです。
特にこの秋の人気ブレンド
うすいピンクから赤紫を表現してくれるパレットをベースにしたりアクセントにしたりなデザインがオススメです。
そう、つまり、黄色く(金髪っぽく)抜けた色の補色を使ったコーディネート。
冒頭紹介した最初のデザインと、最後のデザインなどは、まさにこのレシピから作ったお色味になります。
ツヤ感を演出してくれる一方、あまり赤みを追いすぎるとお召し物とのバランスが取りにくい(淡い色のお洋服との合わせがちょっと難しくなる)ところもあるのですが、このくらいの「透明感のある赤み」を感じさせる仕上がりがご好評いただいています。
お召し物と合わせてツヤ感のあるヘアカラーデザインお愉しみいただけたら嬉しいです。
ご参考にしていただけますよう。
あでぃおーす。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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