システムトリートメントってなんだ?〜イチエ髪質改善の手引き(11)

イチエ髪質改善の手引き 2024.11.21

イチエのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、

 

 

hair design space i.chi.e

 

 

(ヘアデザインスペースイチエ)で

 

 

代表を務めています伊藤護

 

 

(いとう・まもる)っていいます。

 

 

 

2024年ブログでお届けしている新企画

 

 

「イチエ髪質改善の手引き」

 

 

 

 

今回で11回目の投稿。

 

 

イチエでご好評いただいている「髪質改善」「ヘアエステ」関連の技術について。

 

 

今一度お客様と一緒に理論的なバックグラウンド、情報をシェアしながら。

 

 

より皆さまにご自分の髪のコンディションを自分で把握できる、理解できる。

 

 

自分の髪のことを、自分のコントロール下で楽しんでいただけるようになれる。

 

 

そんなあたりをゴールにしたコンテンツをお届けしています。

 

 

ボリューム感、けっこうたっぷりな分野なうえ、専門的な用語も少々織り交ぜていく内容になろうかと存じます。

 

 

なるべくわかりやすく。

 

 

「そうかなるほど」「そういうことなのか」「それでアレがそうなってたんだ」

 

 

今まで以上にイチエで提供している技術への納得感を得ていただけるきっかけになればと思っています。

 

 

毎月1本、合計12本の記事でお届けしていますので、ぜひ今回の記事も最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

◇ 11回目のテーマは、「システムトリートメントってなんだ?」

 

 

 

ここまで色々な角度から髪質改善トリートメントを中心に、「髪質改善」というキーワードから解説記事をお届けしてきましたが、今回はあえてそこから少しだけテーマをずらして。

 

 

 

 

 

 

一般に「システムトリートメント」と呼ばれているものについて解説しながら、美容室イチエのスタンスをお伝えできたらなと思います。あらためて、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

 

 

近年ご紹介している髪質改善トリートメント「以前」の世界。

 

 

 

 

 

 

美容室からご提案するトリートメントは、役割を分担させた(処理剤)トリートメントを複数重ねづけしながら髪内部に栄養を補充。仕上げにコーティング(皮膜)をかけて仕上げるものが主流でした。

 

 

 

 

(*2013年のブログから引っ張ってきましたw 懐かしい)

 

 

美容室イチエでは、2021年〜22年くらいまで(現在も一部のお客様には施術を継続していますが)、Dr.Jr TOKIOインカラミトリートメントを採用、ご提案させてもらっていました。

 

 

 

じゃあちなみに、そのまた前。

 

 

 

システムトリートメント「以前」の世界。

 

(私が美容室で働き始めた20ほにゃ年くらい前w。)

 

 

 

「トリートメントも一緒にお願いします」でご用意していたのは一般に、一剤式。

 

 

 

あっても(A)と(B)の基材を混ぜ混ぜして毛先を中心に塗布。

 

 

 

 

その後、加温加湿をしてお流しさせてもらうというものがあったように記憶しています。

 

 

 

つまりトリートメントの歴史って、パーマやカラー以上かもしれません。

 

 

 

20数年をかけて改良に改良を重ねて現在の形に落ち着いているのが伝わったらうれしいです。

 

 

 

 

◇ 「でもさ、、、」伊藤は思うんです。

 

 

 

剤それぞれに役割を持たせて、複数を重ねづけしていくシステムトリートメント。

 

 

 

 

 

 

重ねづけの根拠については以前の記事でも紹介したように、確かにあって。

 

 

アニオンとカチオンのおはなし〜イチエ髪質改善の手引き(7)

 

 

くわえて剤が複数に分割されることで、「つける」「つけない」の選択ができたり、「Aを多めに」「Bを少なめに」の駆け引きができたりすることは確かに、「システム」と呼んで差し支えないのかなと思うんですが。

 

 

 

お客様の目線に立った時の「システムトリートメント」

 

 

 

 

 

「段階を追っていけば段階を追うほどに髪がみるみるきれいになっていく」

 

 

 

なかばオートパイロット的な、自動できれいになっていく的な意味でのシステム。

 

 

 

提供できているのかなっていうと、、、ちょっとギャップがあるんじゃないのかなとも思うんです。

 

 

 

髪質改善しかり。

 

 

とかく、言葉が先行してひとり歩きしがちな美容業界。(伊藤も自戒を込めて

 

 

もうちょっとお客様目線での(広義の)システムトリートメントっていうのをご提案できたらなと思っているんです。

 

 

◇ 3年を経てたどり着いた「これぞシステムトリートメント」

 

 

システムトリートメント

 

 

=役割を分担させた(処理剤)トリートメントを複数重ねづけしていく施術

 

 

ではなく。

 

 

システムトリートメント

 

 

=役割を分担させた施術を重ねながら髪をきれいにしていくプログラム

 

 

こんなふうに再定義して。

 

 

前回の記事に倣えば、

 

 

(1)髪のくせ・うねり・広がりに悩んでいるなら、まずは

 

「美髪ストレート」

 

 

 

 

 

(2)そのお悩みが解消されたら、今度はストレートで負担をかけた髪内部の架橋に対するケア

 

 

「髪質改善トリートメント」

 

 

 

 

 

(3)ツヤとハリを感じられる水準まで来たら、あとは内部補充とキューティクルケア

 

 

「ベーシックエステトリートメント」

 

 

 

 

 

この(1)→(2)→(3)をインターバルに配慮しつつお届けしていければ、

 

 

 

This is just 「システムトリートメント」

 

 

 

 

「段階を追っていけば段階を追うほどに髪がみるみるきれいになっていく」

 

 

 

なかばオートパイロット的な、髪が自動できれいになっていく的な意味での、システムではないかなと。

 

 

 

美容室イチエでも2021年あたりから最新のヘアケアにキャッチアップしながらご提案を続けてきましたが、3年をかけて「ようやく」の到達点を見たような気がしています。

 

 

 

もちろん日進月歩の美容の世界。

 

 

捉え方や認識というよりも、シンプルに腕前(技術)の話だよねっていうトピックでもありますので、引き続きの研鑽を重ねながらではありますが、ひとまず。

 

 

 

「髪をきれいにしたい!」

 

 

「自分の髪を大好きになりたい!」

 

 

 

 

 

 

あなたへのご提案をそろえてくることができたのではないかなと思っています。

 

 

 

 

◇ まとめ

 

 

というわけで今日の記事では、トリートメントの歴史を紹介しつつ。

 

 

本質的な、「システムトリートメント」について。

 

 

美容室イチエの考え方、現在地、お伝えさせていただきました。

 

 

納得〜!だったり共感!

 

 

 

いただける内容になっていたらうれしいです。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

ではまた次回の記事で。

 

 

 

hair design space i.chi.e

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