「美髪ストレートとカラーって、同じ日にできないの?」順番と注意点

イチエ髪質改善の手引き 2025.10.24

美容室イチエのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、

 

 

hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)で

 

 

代表を務めています伊藤護(いとう・まもる)です。

 

 

 

今日は、

 

 

「美髪矯正とカラーって、同じ日にできないの?」

 

 

というタイトルで

 

 

「美髪矯正とカラーを一緒にやりたい!」

 

 

そういう相談へのご対応をご案内する記事、お届けです。

 

 

 

どちらも欠かせない!解消したい!熱量高めのお悩みかと思います。

 

 

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

◇ 結論から言うと・・・

 

 

 

「美髪矯正とカラーを同じ日に一度にやりたい」

 

 

そういうお声、多くいただきます。

 

 

2回に分けてご来店する時間(予算)の節約にもなりますし、一度で仕上がるならそのほうがたしかに魅力的ですよね。

 

 

 

 

実際のところ、結論から言うと、同日施術・・・、可能ではあるんです(!)。

 

 

 

 

◇ それでもオススメしていない理由

 

 

 

施術効果の持続、いわゆる「色もち」であったり「ストレートの状態が長く続く状態」。

 

 

せっかくやるんですもん。

 

 

長ければ長いほうが、うれしいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう記事の中でもご紹介していますが、美容室イチエではいわゆるその「持ち」の部分を大切にいろいろなアフターケア、お客様の髪質に合わせてバリエーションを持たせた技術・サービスを提供しています。

 

 

 

なのに・・・?

 

 

 

だのに・・・??

 

 

 

 

だというのに・・・??!

 

 

 

 

 

 

その「持ち」の部分をめちゃ損なうリスク高いこと、ご提案しますか、、、?

 

 

 

っていうスタンス。

 

 

 

「カラーの持ちをよくする上でも今日はもし可能だったらシャンプーはお休みしてもらって」

 

とかなんとか。

 

「ストレートかけたその日はシャンプーはお休みしてもらって、髪結んだりもちょっと控えてもらって」

 

とかなんとか。

 

 

 

 

 

 

 

アフターの説明をさせていただいているはずなのに、

 

 

ストレートの施術を終えたすぐその後に、

 

 

 

「じゃあ次はカラー行きましょう。」

 

 

 

カラーシャンプーを終えてすぐその後に、

 

 

 

「じゃあこっからストレート行きましょう。」

 

 

 

 

いやいやいやいや、、、

 

 

というお話なんです。

 

 

 

冒頭申し上げた通り、理屈上は「可能です」し。

 

 

実際そういうご提案をいとわない美容室、美容師さんがいらっしゃることも存じておりますが。

 

 

「難しいリクエストに応えたったどー!!!」

 

「半日コースやり切りましたねーー!!!」とか、そういうことよりも。

 

 

一定のご予算かけて受けていただく「美髪ストレート」「ヘアカラー」

 

 

 

効果の持続までが「お代金」のうちと思ってお届けしている施術でございます。

 

 

 

特に美容室イチエにリクエストをくださっているお客様は、私と同年代、いわゆる「おとな世代」

 

 

 

ご自身の髪の体力とよくよくご相談いただきつつ慎重に検討いただきたいところなんです。

 

 

 

 

◇ 順番はどちらが先?問題

 

 

 

これもよくいただくご質問ですが、

 

 

 

「美髪ストレート → カラー 」の順番。

 

 

 

一択回答でいいかなと思います。

 

 

 

理由は3つ。

 

 

 

 

 

✔︎ 美髪ストレートの施術効果で髪表面が整い、その後のカラーがツヤ感を持って均一に映りやすい

 

→ うねりのある状態より、美髪ストレートあとの髪表面の均一な状態の方がもちろん色映りはキレイです

 

 

 

 

✔︎ 美容室イチエの美髪ストレートは髪内部のタンパク質への干渉が少ないので事後カラーの発色を損ねない

 

→ これまでの縮毛矯正では色沈みが起きたり、赤オレンジ系の発色が強く残るケースがありましたが美容室イチエの美髪ストレート後であれば、アッシュ系/ベージュ系といった寒色系カラーの発色も支障なく楽しむことができます

 

 

 

 

 

✔︎ 逆に、先にカラーをしてから美髪ストレートを行うと、カラーが褪色してしまうことがあります

 

→ これは美髪ストレートに限らず、パーマでもデジタルパーマでも同じ。薬剤を塗らせていただく以上、塗る前と同じ色の状態であるということは叶いません。(かならず褪色します)

 

 

 

 

◇ それでも何がなんでも同じ日にやりたい!

 

 

 

 

私がおいている基準は、このあたりです。

 

 

✔︎ 根元の白髪さえ染まっていればいいという方

 

✔︎ カラーの仕上がりに色味を求めていない方

 

 

 

 

 

 

「白髪さえ染まっていればいい」「明るさがこのくらいなら色味は(赤系でもアッシュ系でも)なんでもいい」という方の場合には状況に応じて同日施術をする場合があります。

 

 

 

また、

 

 

✔︎ 県外(まれに海外)からのご来店であったり、さまざまなご事情で年1〜2回しかお越しいただけないという方

 

どう考えても定期的な来店が難しい場合には、リスクをご理解いただいた上で同日施術をする場合があります

 

 

逆に、

 

 

 

 

 

 

✔︎ ブリーチやハイライトを含んだカラーをしている(今回もそうして欲しい)方

 

✔︎ バージンヘア(黒髪)から極端な明度アップのヘアカラーをしたい方

 

✔︎ ストレート施術を受けていただくだけでもハイリスクな髪の状態の方

 

 

この場合は日程を分けて(1週間〜10日ほど)、髪の状態を整えてからの施術を強く推奨しています。

 

 

 

◇ まとめ

 

 

美髪ストレートとカラーは理論上、同じ日にはできるけれど、美容室イチエはオススメしていません。

 

 

そんなスタンス、伝わったでしょうか。

 

 

おとな世代のヘアメイクに大切なのは「髪がキレイに見えるためのベターな選択」。

 

 

とかく、コスパだタイパだ言われるご時世ですが。

 

 

かけるべき手数はかけてあげて、かけるべき時間はかけてあげて。

 

 

いっしょにキレイな髪を育てていけたらうれしいです。

 

 

 

 

最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 

 

hair design space i.chi.e

(ヘアデザインスペースイチエ)

代表 伊藤 護


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