イチエの毎日。
2015.10.29
来月から新たに2名のスタイリストデビューを控えて、今月からスタートしている週に1度の
「朝稽古」。
今週は最終週ということで、ひとつのテーマに沿ってフリースタイル。
全員でヘアカットでのデザインプレゼンテーションを行いました。
規定の時間で仕上げまでを施した自分の作品に、各自こだわったポイントや、どんな方に提案したいか、(今日はヘアカット技術しか施していないので)加えてどんな提案を差し上げたいかなどなどをプレゼンテーション・質疑応答していきます。
大切にしてもらいたいと思っていること。
技術の精度や、ちょうどいいリズム感はもちろんですが。
何よりも。
「誰に、どんな技術を使って、何を表現したくて」作っているヘアスタイルなのかを自分の頭で「考える」こと。そして、それを「お伝えする」こと。
私が駆け出しの頃もやはりそうだったのですが、美容師という職業の、技術職、職人的気質から、とかくひとつひとつの技術の精度にこだわり過ぎてしまう分(それは、もちろん大切なこと。
担当させていただく「お客様」を置き去りに、お客様の「髪の毛」を担当してしまっている場面を目にすることがあります。
キャリアを重ねるからこその部分かもしれませんが、私自身が駆け出しの頃そうだった分だけ、担当させていただいているのは「お客様(人)だよ」ってこと。
その大切さを伝えていきたいと思っています。
「当たり前のことを、当たり前にやる。」
先のブログでも書いたことですが。
自分たち美容師にとっての、お稽古は「当たり前」のこと。
キャリアの浅いアシスタント時代はもちろん、お客様を担当させていただく立場になればなおのこと。
お一人お一人のヘアスタイルを預からせていただく立場だからこそ、継続して取り組んでいくものです。
先の国家試験に向けた甲地の取り組みをとっても、ヘアカラーで起きてしまうトラブルについてのあんなこんなをとっても、お客様からの反響に驚かされることがあります。
「市販剤でカラーリングするのって危険なんですね。」(!)
「美容師さんって、国家資格だったんですね。」(!!)
伝えていかなければ伝わっていかないのは、朝の挨拶然り、ヘアスタイルについてのプレゼンテーション然り、何事にも通じるものです。
お客様に読んでいただくブログで取り上げる話題としてはどうかなーなんて気もしましたが、当たり前にやってる、当たり前の、お稽古。
それさえ、「そっか。お伝えしなければ、伝わっていかないんだよな。」なんて思い直しながら、今日はこんな裏舞台、書き起こしてみました。
伸び代十分なニュースタイリストたち。
これからの活躍にご期待寄せていただけたら嬉しい限りです。
いよいよ目前。ますます励んでいきましょ。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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