イチエの毎日。
2018.09.09
たまたまFacebook に流れてきたフィードから引用させていただきます。
私が一方的に憧れている、この道の巨匠からの投稿。
ファッションやヘア以外のデザインにも造詣深く、いつも関心を持って投稿を拝見していたのですが、タイミング的にもあまりにどストライクでシェアしてしまいました。
この1週間で発生した関西地区の台風、北海道地震のみならず、今夏は大きい自然災害に見舞われた印象を強く持ちます。
(model: mayumi / hair, photo: Mammoru Ito )
言うに及ばず、ファッションやヘアというものは自分をより良く見せたいという気持ちから来るもので、生命の危機に脅かされかねない環境の中に置かれれば、必然、奥の方に隠れていってしまう欲求です。(「おしゃれしたい」より「生き(残り)たい」の方が明らかに強い欲求ですよね。)
そう思うとあらためて、紛争のない平和を確認できる国で暮らせている国で、美容師ができていることに感謝の気持ちを覚えます。
全ては切実でしか変えることができない
だから例えば歌で世界を変えることはできない
歌で人を変えることはできない
世界を変えることができるのは 世界が抱く綴りようのない切実だけ
人を変えることができるのは 人が抱く綴りようのない切実だけ
- 「例えばヒロ、お前がそうだったように」by 竹原ピストル
たとえば、こう歌う歌手があるように。
私たちのハサミを通したお仕事も、この世界を変えることはできないのかもしれません。
大きい自然からの災害に見舞われるときは毎々、自分の傲慢さと無力さを感じないではいられません。
挑戦を止めようとしない理由
冒頭ご紹介した小松氏の投稿はこう続きます。
…仕事も私利私欲では夢に向かわない。
だからずっと探し続けることになる。
挑戦することからしか見つからない。
美容師の在り方というのは美容師の数だけあっていいと思いますが、美容師という仕事の本質はそんなに沢山必要なくて、ただひとつ。
「自分以外の人(何か)のためにどこまで動けるか。」に尽きるんだと思っています。
自分じゃない、人のため。
相手は自分じゃないのだから自分のようにはいかない。
相手の望む「ちょうどいい」を探し続ける。
え・・・マジかよ。
無理だろ、そんなの。
できるわけねーじゃん。。。
皆がそう思うところに、
「いや、私はできる!!!」
これを、人は「挑戦」と呼ぶんだと思います。
振り返れば、挑戦することに張り合いを感じて生きてきてしまっただけの時間だったように思うことがあります(贅沢な話なんですが。
大学生から美容師に。(半年で3回くらい店変わったヘタレだったけど
入社ほぼ1年でスタイリストに。(これは先輩方と会社のバックアップのおかげですが
キャリア8年そこそこで、独立。(上司一同、「ほんとに大丈夫?」
運営の日々はもちろん、日々のサロンワークはまさに、「お客様に対して」の挑戦の日々。
正面からグーパンチもらうこともありますし、びっくりするくらい賞賛されることもありますが。
「人のために動いていれば、挑戦は終わらない。」
そっかそっかそういうことか。
そんな気づきを糧に、こっから先も、挑戦を楽しんでいく系の人生でありたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あでぃおーっす。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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