コロナ融資完済のご報告とかお店屋さんのお話とか

イチエの毎日。 2025.04.22

イチエのブログにアクセス、

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院

 

 

hair design space i.chi.e

 

 

(ヘアデザインスペースイチエ)で

 

 

代表を務めています伊藤護

 

 

(いとう・まもる)っていいます。

 

 

 

 

今日は、

 

 

 

「コロナ融資完済のご報告とかお店屋さんのお話とか」

 

 

 

いつもの記事とはちょっと趣向を変えた、生々しい記事お届けしてみようと思います。

 

 

美容師としての私を評価してくださっているお客様には少し退屈なトピックかもしれませんが。

 

 

お店屋さんをやっている私にいくらかの興味を持ってくださっている方には愉しく読んでいただける内容になっている、かもしれません。

 

 

 

どっちにしても、どうかどうかリラックスした隙間時間のお供程度に。

 

 

 

のんびりのんびり読んでみてください。

 

 

 

◇ あの頃のおはなし

 

 

たかだか5年くらい前の話なのに、

 

 

 

 

「そんなことあったね〜。」になりつつある、あの時間。

 

 

 

どの場所に、どの立場にいらっしゃったかで、感じ方や直面せざるを得なかった現実も様々。

 

 

 

まさに「禍」と表現して過言ではなかった時間がありました。

 

 

 

今だからお話しできることですが。

 

 

 

当時、美容室イチエというお店は、2019、20年とそこから先の下り坂を臨みつつ。

 

 

 

 

 

 

それでもそこに足を2歩3歩踏み入れる他ない状況で運営をしていた頃でした。

 

 

 

開き直っていたわけでもないんですが、

 

 

 

まだそこまでの「禍」になるのか定かではなかったこともありましたし、

 

 

 

「これで終わっちゃうような店なんだったら、終わっちゃえばいい。」

 

 

 

本当、今だから言えることですね。

 

 

 

「引き際」みたいなこと。

 

 

 

頭の片隅になくもなかった、そんな時期を過ごしていました。

 

 

 

◇ カウント10をかぞえるのは、だれ?

 

 

 

そんな折に、いわゆる「お金」のおはなし。

 

 

 

 

 

 

ほにゃほにゃ給付金だの。

 

 

なんとか補助金だの。

 

 

いわゆる「コロナ融資」だの。

 

 

 

ふだんは高ーいとこにぶら下がっている人参を、わざわざ口まで運んできてくれるような施策が次々打ち出され。

 

 

 

それでも最初は、

 

 

 

「そこまで支援していただく必要ある?」

 

 

 

 

 

下り坂に差しかかってた(からかな?)くせに、だいぶ後ろ向き思考ですね。

 

 

 

この状況で「これで終わっちゃうような店なんだったら、終わっちゃえばいい。」なんてうそぶいているような自分にその価値あるか?なんてこと、考えたりして。

 

 

 

「その人参、ほんとに美味しいの??」 とかなんとかなんつって、二の足踏んでいた時間がありました。

 

 

 

◇ 手垢つけずに、ぴっかぴかにして

 

 

 

それでも財務の面でサポートをお願いしている担当者から、

 

 

「伊藤さん、悪いこと言いませんから。」

 

 

「融通いただける可能性のあるものはとにかく早めに!すべて申請しておいてください。」

 

 

もはや「マストです。」くらいの勢いで説得をいただき。

 

 

 

そしてそれ以上に、

 

 

日々日々、

 

 

当時細々と再開させてもらっていたサロンワークの中で、

 

 

お客様から

 

 

 

「早々に再開してくれて、本当によかった」

 

 

 

「美容室は(飲食店で見られた)営業規制がなくて、本当によかった」

 

 

 

 

 

想像していた以上に、必要としてくださっているお声をたくさんいただいたり。

 

 

 

つける?つけない?

 

 

 

 

誰も悪くないのに、誰か悪い人探しをしているみたいな日々のなか。

 

 

 

温かな心遣いを寄せながら足を運んでくださるお客様があったり。

 

 

 

そういうのを日々日々目の当たりにしながら過ごす毎日のなかで、

 

 

 

「これで終わっちゃうような店なんだったら、終わっちゃえばいい。」

 

 

 

無責任一代男決め込んでた私は、

 

 

 

「何が何でも石にかじりついてでも、こんなことを理由にして終わらせることだけはあっちゃなんない!」

 

 

 

に変わり。

 

 

 

用立ててくださる「人参さんたち」も、今は一旦受け取って。

 

 

 

「まあ、あってもなくてもよかったよね。」

 

 

「受け取らせてはもらったけど、口には運ばずに済ませたったぜ。」

 

 

 

いずれ、行った先で、そういう小生意気なこと言えるくらいまでもう1回。

 

 

 

カウント9まで聞いちゃったけど、こっから、もう1回立ちあがったろー。

 

 

 

 

◇ お店屋さんが大好きです

 

 

 

晴れてこの4月。

 

 

 

おおよそ5年の期間を経て、いわゆる「コロナ融資」という形で用立てていただいたもの、すべて完済。

 

 

 

なかなかまだまだ到底、満点はあげられませんが、昨年の15周年を経て。

 

 

 

 

 

いくらか町の方たちに「あのお店屋さん。」として認識していただいて、お役に立てるような場所になってこれたのではないかと思っています。

 

 

 

言わずもがな、それって、このブログを読んでくださっているお客さま。

 

 

そう、あなた、

 

 

あなた、

 

 

あなーたーーーです。

 

 

 

 

お店って(もう何言ってんのかよくわかんないかもしれませんが)、お客さま、そのもので。

 

 

 

この5年という時間もまた、美容室イチエに足を運んでくださるお客様が、あなたさまであったから、今日も美容室イチエは美容室イチエでいられているんじゃないかと思うこと、あるんです。

 

 

 

たしかに近頃よくわかんない、いろいろややこしさが増し増しな世の中ではありますが。

 

 

 

いつのときも、

 

 

「主」と「客」。

 

 

「ホスト」と「ゲスト」。

 

 

互いを思いやりつつ、空間を共有して。

 

 

期待していた以上のうれしさや楽しさを共有することができて。

 

 

 

 

 

 

「ま。 また頑張ってみるか。」

 

 

 

そんな気持ちになれる「お店」ってのが、僕は大好きです。

 

 

 

これからも、なにはともあれまずは美容室イチエを大切にしつつではございますが。

 

 

 

町と人とお店屋さんが調和する世界であることを願いつつ。

 

 

 

 

筆を納めたいと思います。

 

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

ではまた。

 

 

hair design space i.chi.e

(ヘアデザインスペースイチエ)

代表/伊藤 護

Web /  ichie.net

Instagram / instagram.com/i.chi.e_hair


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