イチエの毎日。
2016.05.30
昨日はサロンワークを終えた後、1日早くスタッフたちから。
「7周年を一緒にお祝いしましょう!」
ネイリストERIKOを中心にいろいろと企画してくれていたようです(こういう心配りはさすがです。
広げるだけの人は背中だけにしときましょう(こういう心配りのできる男に育って欲しいものです。
共に語らい、ジェンガみたいなの(なんかむつかしかった して、トランプして、さながらパジャマパーティーみたいなひと時。
またね、来月あらためて。
みんなでおいしもんでも食べに行こうね。
イチエというサロンは私が30歳のときにスタートさせたサロンです。
スタート間もなく、先に勤務していたサロンから引き続きお越しくださるお客様あり、その様子を確かめながらお越しくださる浦安市内近隣のお客様ある中で。
「お若いのに立派なことですね。」
美容師を志した者が誰にでも平等に手に入れることのできる進路じゃない、願っても叶わなかった人たち、広げてしまえばふさいでしまう大切な人たちの未来があって現状を前向きに維持しようとした人たち、、、私の周りにもたくさんの美容師がいて。
自分を客観的に、もうひとりの自分から見ることを忘れてしまうことも年々増えてきますが、こういう節目に皆様からの声を伺いながら確かめる足元があります。
先の九州の震災で被災された地域の方たちにお話を伺っている番組を見る機会がありました。
つい見入ってしまうのはやはり、私と同じようにその地域で商いを営まれていらっしゃる方たちのお話。
半分以下になってしまった受注、損壊してしまった在庫棚、処分しかねる不良在庫、そして当たり前のようにままならない家族共々、自分の住居。
それでも、、、
「負けませんよ。」
「地域の皆様にこのお店は支えられてここまで来たんですから。」
奥歯噛み締めながら涙ながらにお話しされている姿がとても印象的でした。
やりたいからやった、で始まるストーリーには続きがあって。
そこに、ストーリーを重ねてくれる人たちがあって、今があります。
そんな、恵まれた場所にいることを忘れて、背伸びしたり、見栄を張ったり、華奢な心持ち、浅い懐を隠すように張った虚勢もありました。
「そう見せた」ところで、すくったお水がするり無くなっていくみたいに、失うものがあることもたくさん経験しました。
まだまだいろんなことが途上で、行き届かない陰の方にばっかりスポットライトを当ててしまいますが、確かに7年分。
最初の頃にはちっとも見えていないかったのに、今じゃはっきり見えてくるようになった、広がった視野があります。
これからも、スタッフ、お客様、お取引先様、同じようにプレイングマネージャーな美容師やってる同志たち、先輩オーナーの皆様たちに、だれそれさんに、それだれさんに、うんちゃらかんちゃら、いろんな方たちとの、、、
「ひとつひとつの出会いを大切に。」
イチエと、伊藤とのご縁を持ってくださる方たちに。
なんか、気持ちふわっとなる、あの、なんか、いい感じのやつをお届けできるように。
励んでいきたいと思っています。
長くなりましたが、まずは御礼まで。
どうぞ今後とも弊店をよろしくお願い申し上げます。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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