イチエの施術レシピ
2018.11.24
先日、新しいお客様とのご縁、そのきっかけになればと思い、久しぶりに一部地域に折り込み広告を配布させていただきました。
「決まってなくて、大丈夫です。」
氾濫する情報に見舞われ、「どんな髪型がいいのかよくわかんない(≒なんでもいい)」な状態になっているお客様、少なくありません。
そんなお客様に「おぉぉおお〜その視点ね!私も見直してみよう!!」な気持ちになっていただける、、、
かどうかはわかりませんが。
意外と知らない、「お任せで!」ってお願いしたらどうなるの??
今日はそんなテーマで、イチエのヘアレシピです。
◇「お任せで」は「お任せっきりで」ではない?!
まず伺うのは、「No Good」絶対にやってほしくないこと(ヘアスタイル)、です。
肩下のレングスをお持ちの女性のお客様のおっしゃる「お任せで。」
意地悪で伺うわけではないんですが、
3mm のアタッチメントをつけたバリカンが登場したらさすがに、「え!!???ちょ、、、!!!」ですよねw。
これは、極端な例ですがまず何よりも大切にしたいのは、お客様が「お任せで」とおっしゃってくださったお気持ち。
寄せてくださった(ある意味、最上級の)信用に応えられるご提案を差し上げる意味で、最初に伺っています。
◇立ち姿、骨格、お顔立ち
これはなかなかひとつのブログのなかだけで説明するのは難しいのですが。
お客様の身長(立ち姿)は、レングス(髪の長さ)の設定に。
骨格、お顔立ちについては、フォルム(ヘアスタイルの形、シルエット)の設定を思案する時にとても大切にしている情報です。
◇お召し物、お履物
これもバリエーションがある(毎日同じ服を着るわけではない)ので一概には言えないのですが。
嗜好として、襟のあるお召し物を着る機会が多いのか、丸首なのか。スニーカー大好きな方か、ヒールを頻繁に履く方か、
などなどもヘアスタイルを思案する時に大切にしている情報です。
◇誰が見て(ほめて)くださるヘアスタイルか
テクニカルな部分ではないところでいうと、実は、一番大切にしていることが、これです。
たとえば、職場の同僚が一気に髪を暗く染め始めたりすると、「あれ?私の髪色明るいかな、、、???」
不安に近い感覚を覚えるようなことはありませんか。
またたとえば、私どもからのご提案以上に、パートナーから「たまにはパーマでもかけてみたら?」なんて言われたりすると、「うん、たまにはいいかも。」
そんな気持ちになることはありませんか。
たかがヘアメイクされどヘアメイク。
どなたに見て(ほめて)もらいたいヘアスタイルか、また、見て(ほめて)もらいたい方からの評価は、ご自身だけで得た満足感にくわえて一層の喜びを与えてくれるものです。そんなところを考慮に入れたご提案をお届けできたら。
◇じゃあもし万が一そういう一切の情報がまーーーーーったく得られなかったら???
実は、私がまだシャンプーもおぼつかないアシスタントの頃、所属の店長に雑談がてら、同じ質問をしたことがあります。
答えは、
「その方に似合うと思う自分の得意なスタイルを、死ぬ気で(原文ママ)、お届けして差し上げる。」でした。
お任せで、とおっしゃってくださったお客様の、「お任せで。」
美容師の解釈の仕方ひとつで変わるアクションがあるものです。
ご参考にしていただけたら。
あでぃおーっす。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護
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