「ブリーチしてみたい!」あなたに知っておいてほしい3つのこと

イチエの施術レシピ 2022.08.05

イチエのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、

 

 

hair design space i.chi.e

 

 

(ヘアデザインスペースイチエ)で

 

 

代表を務めています伊藤護

 

 

(いとう・まもる)っていいます。

 

 

 

今日は、

 

 

このシーズンになると、

 

 

目につく目につく、気になる気になる、、、

 

 

「私もやりたいーーー!」

 

 

 

 

 

ヘアブリーチを使ったヘアカラー。

 

 

 

若者たちはもちろん、最近では大人世代の皆様もトライされる方が増えてきている、ちょっと特別なカラーリング。

 

 

今日はそんな、「ヘアブリーチで決めたい!」

 

 

そんな気持ちになっているあなたに知っておいてほしい3つのこと。

 

 

記事にしてお届けします。ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

 

◇「ごめんなさい、その髪は、、、明るくならないんです。」

 

 

 

「今回ブリーチして、この色やりたいんですけど。」

 

 

 

 

 

 

スマホに保存して見せてくださるヘアカラーデザイン。

 

 

 

とってもありがたいのですが、

 

 

実は初見の時点で、ムムム・・・

 

 

「大変申し上げにくいのですが、これはちょっとお客様の現状からでは難しいかと・・・」

 

 

はー?? 

 

 

なんで??? 

 

 

 

あなた美容師でしょ?!!!プロでしょ?!!!

 

 

、、、っと、お気持ちはわかり過ぎるくらい、わかるのですが、、。

 

 

「ならぬものは、ならぬのでございます・・・!!!」

 

 

断言できるのも、プロが故。

 

 

ちょいと続きを読んでもらいたいのです。

 

 

 

無理なケース その1. 「髪の毛を【黒く染めた】履歴がある」

 

 

もっとも多いケースです。

 

 

 

 

加えて、これが月に1回は欠かさない、セルフでの白髪染め(黒髪戻し)だったりしますと、ほぼお手上げです。

 

 

黒マジックで隙間なく塗りつぶされた画用紙の上に、水彩絵の具で色を塗るようなものといったら伝わるでしょうか。

 

 

少なくとも私たちが想定する(ブリーチを使ったカラーデザインを楽しもうとしているお客様の)Before とは大きく異なってしまうコンディション。

 

 

 

 

 

見せていただいたデザインを、いずれ実現させたいものとして承ることはいたしますが、そのご来店時点で再現をお約束することはできかねる場合があります。

 

 

ご自身の自覚のもと、そういう履歴があるよ!なんなら先週もやっちゃったよ!

 

 

でしたらまずは、その旨。事前に告知をいただいた上でご相談させていただければ幸いです。

 

 

 

無理なケース その2. 縮毛矯正を繰り返しかけている履歴がある

 

 

これはなかなかご理解いただきにくいのですが、縮毛矯正はじめ普段のスタイリングから熱(高温)を髪にあてる習慣が定着している方は、ヘアブリーチをしても希望通りの明るさまで明るくならないことが多いです。

 

 

 

 

 

特に縮毛矯正を繰り返しかけているヘア(毛先)については、ヘアブリーチを施すことで重大なダメージをおかけしてしまうような事態も少なくありません。

 

 

ご相談ももちろん大歓迎ですが。

 

 

 

 

まずは、矯正ストレートヘア or ブリーチヘア どちらの優先度が高いか。

 

 

慎重なご検討をお願いいたします。(*多くの場合、ストレートパーマへのアプローチを替えさせていただくご提案を差し上げています)

 

 

 

無理なケース その3. ブリーチカラーからくるダメージに髪が耐えきれない可能性

 

 

2.のケースに近いのですがブリーチ施術というのは、美容室でそれ以上にダメージを与えるものはない、と言ってもいいくらいのハイリスクな施術です。

 

 

施術の前段階で、

 

・ハードなパーマデザインを定期的にやっている

 

・何度もブリーチを重ねている

 

・セルフでのカラーを重ねている

 

・セルフでのストレートパーマをやっている

 

 

 

 

などの理由から、すでに髪に一定の負担がかかってしまっている場合。

 

 

思い通りの明るさになっても、毛先が自然と切れてしまったり(断毛)。

 

のせた鮮やかな色があっさり流れてしまったり(定着不良)なんてこともないわけではありません。

 

 

 

「ちょっと私の、このコンディションで、、、いける・・・?」

 

 

不安に感じた時にはやはり、ぜひご相談いただきたいです。

 

 

 

◇「ごめんなさい、まあまあ時間(&ご予算も)、、、かかります。」

 

 

とはいえ。

 

 

と、は、い、え。

 

 

せっかく寄せていただくご要望です。

 

 

お客様の髪のコンディションを理由に、施術を断念することは私たちにとっても本意ではありません。

 

 

少々厳しい前提条件であっても、リスク承知でGO!させていただくケースもございます。

 

 

ただその場合、、、どうしても時間とそれに比例してご予算をいただく運びとなります。

 

 

この点もぜひ、ご用命前に知っておいていただきたいこと。

 

 

一般的な事例ですが、以下にご紹介してみます。

 

 

*施術事例*

 

ヘアブリーチ(1回目)

 

 

▶︎ ブリーチ剤の塗布に20分前後 + 反応時間30分前後

 

▶︎ 希望色のベースになれるだけの脱色が進んでいない/明るさにムラがある etc..

 

▶︎ 再塗布10分前後+反応時間30分前後

 

 

【ここまででおよそ2時間】

 

お流し

 

▶︎ ヘアブリーチ(2回目)

 

1回目とほぼ同様の行程(およそ2時間弱)

 

▶︎ お流し

 

 

【ここまでで4時間前後】

 

▶︎オンカラー

(仕上げまで+1時間30分〜2時間)

 

 

 

 

最終的に6時間を超える施術になること も想定しておいていただきたい施術ということがお分かりいただけるでしょうか。

 

 

また「ヘアブリーチ料金」については、薬剤の使用量による従量制。

 

 

 

 

カットとヘアカラーの料金に+オプションとして追加で申し受けるような料金体系とさせていただいております。

 

 

 

一般的に肩につくくらいの長さのお客様で、

 

 

「全体的にブリーチを2回かけてもらいたい」いうことになると、

 

 

(カット+カラーにかかる基本料金)¥13,200

 

+(ヘアブリーチ代金)¥9,900×2回=¥19,800

 

合計で¥30,000を超えるご予算になるケースも決して珍しくはありません。

 

 

ぜひご用命前に知っておいていただき、その上でご相談いただければと存じます。

 

 

 

◇「ごめんなさい、そしてそんなに長く色は持続しません。」

 

 

ダメージリスクも、承知!

 

時間と予算も、、、うん!まぁ承知!!

 

 

そう思っていただけたあなたに、もうひとつだけ。

 

 

知っておいていただきたい不都合なこと、あるのです。

 

 

それは、ヘアブリーチをした髪は、その後に入れた色を保持しておくパワーがあまり残ってはいないということ。

 

 

 

 

 

 

入れた時点(お見送りする時点)では、「わ〜〜〜きれい!!!」

 

 

高い彩度で再現したお色に喜んでいただけても、

 

 

およそ3〜4週ほどすると、

 

 

「お、、おう。。。」

 

 

 

 

 

「褪色」した状態になっていきます(+もちろん、3〜4週分、あらたにご自分の髪も伸びてきます。)

 

 

 

施術を受けていただく前の時点で知っておいていただき、

 

 

「やった後は、どうするか。」

 

 

 

参考記事:https://ichie.net/16219

 

 

 

その後のヘアケアも含めて、イチエでは「やりっぱなし」にならないよう定期的なご来店をご提案させていただきたいなと考えています。

 

 

 

◇オススメしたいから、お呼びかけしておきたいこと

 

 

そんなわけで、まとめますと。

 

 

 

(1)セルフカラーや黒染め、習慣的なアイロン使用はブリーチの効果を低下させます

▶︎1回ヘアブリーチしたくらいではなかなか理想のカラーにならないケースが多いです

 

 

 

 

(2)(1)のような状況があった場合には、かなりの時間とご予算とを要するカラー施術になります

▶︎髪へのダメージ、必要なご予算等事前の了承をお願いしたいです

 

 

 

 

(3)「すぐ抜けてしまった。。。」ではなく、、、最初から「すぐ抜けてしまうもの」です。

▶︎「やったあとの自分のヘアスタイル」計画的にチャレンジしてもらえるとうれしいです

 

 

 

なんか、ちょっとあれじゃん、総合的に、伊藤的にあんまりオススメじゃないみたいな感じじゃん。。

 

 

と思われても仕方ない記事になっていますが。

 

 

 

違う違う違うんです、そうじゃないんです。

 

 

むしろ、逆で。

 

 

 

 

 

 

 

ヘアブリーチを経て再現するカラーは(もちろんリスクも多々ありますが)それを経ないでやるヘアカラーに比べればものすごくデザインの幅も広げてくれますし、「こなしていただければ」カラーリングをする機会がとても楽しみなものにもなる、私たち美容師にとっていわゆる、「腕のなる」仕事、なんです。

 

 

 

だからこそ。知っていてほしい。

 

 

期待していただいていたデザインが、

 

 

知らなかった(お伝えしていなかった)ばかりに、

 

 

「あ〜〜〜なるほどね、、、そういうことなのね〜〜〜。」

 

 

サロンにお越しいただいたその日にその場でお伝えしなくてはいけないことが、とっても残念だったりするのです。

 

 

 

 

先に申し上げたようなリスクに対して、じゃあイチエはどうするか。

 

 

 

 

ダメージした髪をダメージしていない状態に戻すことはできませんが、ダメージを与えてしまう過程でそれを最小限にしていく努力ができます。

 

 

 

時間と予算自体を圧縮して差し上げることはできませんが、時間と予算さえ理解していただいたうえでオファーいただければ、理想のカラーデザインになるよう最大限努力をさせていただきます。

 

 

 

 

褪色してしまうアフターに対してできるサポート商品も、ご用意しています。

 

 

 

まずはご自身の現状と、実現させたい理想のカラーと、それを実現させるための時間(プロセス)を共有させていただけるよう、たとえばこちらのLINEアカウントなどもご利用いただきつつご検討いただければ幸いです。

 

 

 

 

あなたのカラーライフが、いっそう「アガる」やつになるようお手伝いさせていただけたらうれしいです。

 

 

長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

ご相談、お気軽に(くどい。

 

 

 

ではまた。

 

 

hair design space i.chi.e

(ヘアデザインスペースイチエ)

代表/伊藤 護

Web /  ichie.net

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