イチエの施術レシピ
2023.06.10
イチエのブログにアクセス、
ご覧いただきありがとうございます。
千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、
hair design space i.chi.e
(ヘアデザインスペースイチエ)で
代表を務めています伊藤護
(いとう・まもる)っていいます。
今日は、
「湿度のせいで髪が広がる件について」
「梅雨時になると、髪がうねうねしてきちゃう〜」 だとか。
「そろそろストパーでもかけようかな〜でもな〜」 だとか。
「毎日アイロンして出かけても結局ね〜〜」 だとか。
梅雨時になると鏡を見ながらぐちぐち言っている日本人のなんと多いことかw。
まさか湿度で髪の毛が広がるそのメカニズムさえ知らずに、あーだこーだご自分の髪に向けて愚痴を言っているんじゃあないでしょうね・・・w
とかなんとかそういうわけで。(前振り長い
今こそ全ての日本国民に問います。
そもそもどうして湿度が高いと、こうも髪が広がるのか。
どうすれば湿度の高いシーズンでも髪の収まりを改善していけるのか。
チコちゃんに叱られないようw、
ぜひ最後までご覧ください。
◇ 毎日お風呂上がり状態
経験的に当たり前のように感じていますが、髪は乾いている時と濡れている時でコンディションが変わります。
うねうね〜っと広がる髪の毛も、
ぬらすと、すとん。
「このくらいのボリュームのまま広がらなければいいのになあ・・・」
逆に、きれ〜〜いにカールアイロンで巻いた髪が、
「あ、、雨!!!」
雨宿りした先で鏡を見たら、
「えーーーカールもう取れちゃってるじゃんー・・・」
そんな経験をしたことのある女性、少なくないのではないでしょうか。
これは、髪の形が「水素結合」っていう結びつきで維持されていることによって起きる現象なんです。
◇ 水素結合のおはなし
んんん?
なに、その、水素結合って・・・?
わかりやすくいうと、乾いた後のあなたの髪が、その今の形になっているのは「水素結合が結びついてくれているから」維持されているもので。
ひとたびぬらしてしまうと、その結合が切れてしまうので、たとえばきれいに巻いてつけたカールが「あれ〜〜とれた〜〜〜」になっちゃったり。
いつもはうねうね〜の髪が「濡れている時は、まぁまぁいい感じ」すとんとなったり。
そんなこんななわけです。
話を戻すと、梅雨。
=高温&多湿。
☑️「暑い・・・」 =汗(水分)
☑️「蒸し蒸しする〜〜・・・」 =湿度高(空気中の水分増)
あなたの髪のまわりは水だらけ。
極端にいってしまうと、1日中サウナのなか(つくったヘアがすぐに崩れてしまいやすい環境)でヘアメイクしているような状態になってしまうということなんですね。
◇ 親水(しんすい)と疏水(そすい)のおはなし
そうかそうか、だから梅雨時は髪が広がりやすいってことなのね。。
でもさ、ストレートの人は快適そうにしているじゃない???
あれはなんか、どういうわけなの??
そんな疑問についても解説します。
まずストレートヘア、カーリーヘアの方かかわらず共通していること。
それは、「髪の内部はほぼ水分」ということ。
外から入ってくる水分(汗や湿度を含む)を弾くくらいの撥水性(*私たちは疎水性といっています)を持っているものです。
確かにこの水分量にはいわゆる(親ゆずり的な)「髪質」も関係していて、もともと生まれつきの水分量に差がある場合、というのもあります。
ただ現場感覚でお話しするとほとんどの女性が、もともと持っているはずの髪内部の水分を手放してしまっている(流失させてしまっている)ケースの方が圧倒的に多いです。
「髪内部の水分を手放す、とは?!」
どいうこと???
髪には表面をウロコ状に覆ってくれているキューティクルというものがあります。
(よくシャンプーのCMなどで見かける画像ではないでしょうか)
このキューティクル、厳密にはウロコ状というよりはスカートのような層の連なり合いでできていて。
引っかかる毛先を、エイエィっとコーミングしたり。
乾ききらないままでお休みになってしまったり。
グイグイっとアイロンで強い力を繰り返しかけてしまったり。
そんな日常の何気ないヘアケアで、ペラリ、またペラリと荒れて(剥がれて)いってしまうことがあるんです。
くわえてパーマやヘアカラーなどの薬剤施術をしている髪内部には「ダメージホール」という小さな小さな空洞ができていきます。
表面で髪を守ってくれているキューティクルが荒れて内部にダメージホールができている状況。
例えるなら、鍵あけっぱなし&内鍵(キーチェーン)もかかっていない状態。
実際には水分だけでなく髪内部のタンパク質も、出ていき放題。
髪内部がスカスカ乾燥した状態になってしまうというわけなんです。
◇ アナタの髪、のど乾いていませんか?
ダメージホールができて内部の水分を手放しやすくなってしまっているヘアは、人間でいうところの、のどが渇いている状態によく似ています。
外から近づいてくる水分を、ぐんぐん飲み込もう、ぐんぐん吸い込もう。
「水くれ〜水くれ〜〜〜」
本人の意思とは関係なく、髪の毛だけが濡れたがり。
いわゆる親水化した(≒ 疎水性を失った)状態になっていきます。
目には見えない空気中の水分(=湿気)さえ欲しがりだしたら、いよいよ大変。
先ほど示したように外にいてもサウナの中にいるのと同じような状態になってしまって、キレイにスタイリングしたはずの髪も「あれれれれ・・・」なことになってしまうというわけです。
髪内部の水分量を増や減らさない(=親水化させない)、むしろ増やしていくようなアプローチがとても大切ということです。
◇ 髪を親水化させないようにさせていくために必要な、「イチエのブースター」
「髪内部の水分量をいかに増やしていくか。」
そしてそれを「出ていきにくいコンディションにどこまで育てていけるか。」
これにつきますし、ツヤのある髪、ハリがあるように映っている髪は共通して、
「水分量をしっかり保持できている」髪です。
イチエでご紹介させてもらっている、
髪質改善ヘアエステ。
今月からご紹介している、
イチエのブースター。
そして、
リケラミスト&エマルジョンに代表される、ホームケアアイテム。
どれも、「髪を親水化させないように。」
このキーワードに集約されていくご提案。
ヘアメイクをする上でとてもしんどいシーズンだと思いますが、私たちは準備万端。
6月から新たなオプションメニューがスタートです!
熱から髪をまもる!リケラミスト&エマルジョンが新登場
お悩みにお応えできるサロンワークをお届けしておりますので、ぜひ。
一緒に高めていきましょう。
ではまた。
hair design space i.chi.e
(ヘアデザインスペースイチエ)
代表/伊藤 護
Web / ichie.net
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「いつもきれいは、おうちでつくる。」
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