イチエの毎日。
2014.02.07
うーんと、、、まず、ホットパーマって何それ?
正直呼称は様々なのですが。一般にお客様の髪に熱を通してかけさせてもらう(アイロンを使用した)ストレートパーマ、デジタルパーマの総称として使わせてもらっています。(*あわせて読まれたし。>>>デジタルパーマとコールドパーマ?いったい何が違うの??)
既存のメニューについて、何故に今更勉強会?という感もあるかと思いますが、やはり使用する薬剤については時流に合わせた「進化」があるもの。
今回は、メニュートリートメントで大変お世話になっている、Dr.Jr 社製 tokioインカラミトリートメント(¥3990)の進化版、その名も”TOKIO de SINKA” リリースというニュースを聞きつけ、いかほどかという趣旨の勉強会なのでした。
このブログを読んで下さっているお客様にとって、あまり専門性に過ぎることを書いても、、、ですが。 いわゆるホットパーマを普段から御活用頂いているお客様、関心をお持ちのお客様にとって参考になればと思い、以下実況中継風にブログにおこしてみました。ぜひご覧下さい(^^)。
施術プロセスをおってみる。
まずはモデルさんのBeforeです。 うーむ。毛先はなかなかのダメージが見込まれるブリーチヘア。 美容師の本音としては、、、正直、、、パーマかけたくない(笑)。 そんな五つ星☆☆☆☆☆なダメージコンディションです。まずはプレカット。 思い通りのパーマスタイルの鍵を握るのは、何だかんだカット、大切です。 「切りたくないっ!」だよね(^^;;)。。。うん、わかるぞー。 モデル様のご要望を受けながら毛先を整えつつ若干の量調整を施します。
そしてシャンプーの後、いよいよ薬剤塗布です。 カメラで捉えきれないアシスタント甲地くんの手さばきにも注目です(笑)。
一定時間おかせてもらったのち、お流しさせてもらい、巻き巻きワインディングぅー。 実はこの巻いてあるロッドに巻いてある、白いクリップのようなもの(断熱材)もこだわりポイントだったりするのです。
そしてそして、かかり上がり。 ふむふむ。
からの、お仕上がり。
とどんー! ぬうぉおおおおおっ!!!いーかがでしょーか!!?
ブリーチされた毛先が、チリチリになるなんてこともなく。 むしろとても柔らかいインカラミトリートメント後のような手触り。 そして、これまた柔らかいカール感。
モデルさんにも喜んでもらえる仕上がりを得ることが出来ました。
まとめてみる。
今回の新薬、TOKIO de SINKA。 ざっくり言ってしまうと、トリートメントにパーマ(ストレート)機能がくっついたお薬になっています。メニューとしてインカラミトリートメントをご利用頂いたことのあるお客様はご存知かと思いますが、それ自体が髪の栄養分の大半を占める「ケラチン」というタンパク質をベースにしているトリートメント。このタンパクは、髪のハリコシをつかさどっているところもあり、パーマの仕上がりにとっては、とても大きな働きをしてくれる成分。
そこに。熱処理を加えてかけさせてもらうパーマ(ストレート)とコラボレーションさせることで、トリートメント効果を感じていただきながらデザインもまた楽しむことができる、というわけです。
つまり、ダメージへのケアをしながら、なりたい!かわいい!を実感してもらえるってことです(^^)。
トータルの所要時間は2時間から、かかっても2時間30分ほど。
かかってしまうダメージを恐れてホットパーマを敬遠されていたお客様、 トリートメントを別の機会で調整することが難しいというお客様、 比較的短い間隔でホットパーマの施術を楽しまれているお客様に、ぜひおススメしたい内容になっています。
またひとつ上質なパーマデザインを楽しみたい!
そんな皆様のご期待にお応えできたらうれしいです。 金額詳細を含め、正式なメニューリリースは3月を予定しています。
ぜひ続報をお楽しみに。
でわでわ。
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護