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2014.11.27

理想のデザインと、理想のタイプと。

ちょっと読みたくなるタイトル(、、、になってるのか。)で書き出してみます。

先日の公休日に同業の方とお食事をする機会があって、そこで話したこと、感じたこと。

 

「やりたいデザインを提供できる環境」

美容師の間でも求めている人、少なくないですし、よく耳にする話題のひとつです。

 

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かくいう私もあんなスタイル、こんなスタイルで発信している通り。

デザイナーとしての要素を求められる職業に従事するものたるや、そのIDを示すがごとく「自分の世界観」というものを持っていて、その表現欲というものも、大なり小なり持っているものです。


ただ、これはキャリアを重ねてきたからなのかもしれませんが、それを「好き、嫌い」だとか「環境」だとかと混同し始めることには少し違和感を覚えてしまうのです。



「こういうデザインは好きじゃない(あるいは日本人には似合わn、、、」


とか
「こういう奇抜なのって嫌いだし、(若い子にしか通じn、、、」


とか、、、かくかくしかじか。

 

 

感心した言葉があります。


『素人には、色の好みがあるという事です。色彩を学ぶと、好きな色とか、嫌いな色とかは、なくなります。

食べ物の好き嫌いが有る人と言うのは、実は感性が狭いのです。広くなると、マズいものでも、美味しいものでも、そう言うものとして食べて、好き嫌いがなくなります。

つまり、自分の好みをはっきり持っている人は、視野の狭い人です。

素人なのです。』
日本のヘアサロンでは、私たちの方から「今日はいかがなさいますか?」が一般的ですが、海外のトップサロンなどではお客様の方から「What do you think?(あなたはどう思う?どうしたい?) 」の方が一般的だと聞きます。

 

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それは日本なのか、他の国なのかという「環境」の問題ではなくて、そのデザイナーの持つ世界観を「お客様から認めてもらえているかどうか」のところにスポットを当ててお話しする問題だと思うのです。


「伊藤の作るスタイルって〇〇だよね。」そんな色の出る美容師に、なんてご指導を頂いた時期もありましたし、私自身も、それを探してキャリアを重ねてきたところがあるのですが。



その一方で。

 

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「『これが伊藤スタイルだ!』っていう個性を声高に主張しなくても、どんなスタイルを作っても自分を通過して出来上がったものには自分の色が入り込んでる」ってことではいけませんか?

そんな風に思うことも少なくありません。


例えるなら。

 

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どっちかっていうと男子的な扱いされちゃう感じで、表情だけだと考えていること分かりにくそうな感じで、ちょっとあまのじゃくな感じで、顔は蒼井優さんみたいで云々、、、。な方を探すのか。
自分が選んだ方なんだから、そういうことなんだろう。なのか。
理想のタイプが先か、好きになった人が理想のタイプなのか問題にも近いような(?)。


逸脱し過ぎたたとえですが。
さて、36歳。

環境に惑わされることなく、自分の理想を追い求める強い気持ちを持って、日々を積み重ねる男でいたいものです。


ではまた。

hair design space i.chi.e (ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト/伊藤 護


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