イチエの毎日。 2016.04.09

「ちょっとなんかさ、そういうのも、かっこいいかもね。」

２０１４年。

イチエとして、はじめてハウススタジオなるものをお借りして、ヘアスタイル撮影を行いました。

それまでの３年間（２０１０年〜１３年）っていうのは、とーにーかーく、質より量で。

とにかく自分の作るヘアスタイルの雰囲気を自分が客観的に知って、その上でたくさんの方に知ってもらって、イチエって名前を世界中に響かせて、、、うん。これしか思いつかねぇ！！！

慣れない一眼レフと、ちょいちょい買い足す撮影機材と格闘しながらサロンの中で、「ひとりヘアスタイル撮影会」な日々（＊あ、もちろん協力してくださるモデル様はいましたけど。

そんな伊藤を見るに見かねてだったのか、たくさんのヘアモデルたちが叱咤激励、協力してくれて。

「伊藤さん、イチエでも今度ハウススタジオでやってみましょうよ！！！」

いろいろなサロン、いろいろな美容師の作品制作に協力してきているヘアモデルたちは、当時そういう経験に乏しかった自分にとって、ある意味、いいアドバイザーになってくれていたところもありました。

そして去年。

espers. Hair&Make up Academy で再度メイクアップ技術を学び直ししていたこともあり、あらためてメイクアップへの探求、「作品」っていう定義についてももっと追求してみようと迎えた、２回目のスタジオ撮影。

勢いだった最初の年よりも、ヘアスタイルに対しての意思をはっきりさせて取り組むことができました。

今の自分に必要なこと。

もうかれこれ５年間。

良くも悪くも、自分で、自分の幅がわかってくるくらいになってきて。

自分が狙ったものを、「写真」っていう形でお伝えできているって、思えるくらいになってきて。

少しずつ、少しずつ。

それを、続いていくスタッフたちに伝えていくこと。

彼らを伸ばして、自分はさらにその上をいくこと。

サロンワークを共有することはできなくても、美容師としてのスタンスだったり、感覚だったりは共有できたり、もしかして私からも何かお伝えすることができたり。

そんなこんな超絶長い前振りになってしまいましたが。

今年は、５月２４日（火）。

（９時間、こもります。

美容師さんはご存知の通り、ハウススタジオってね、、、ね。あれがあれだし。

ひとりじゃ入れないよーっていう若者たちを中心に、おれも！私も！！

もし、いっしょに修行僧みたいな時間過ごしたい~~奇特な~~方、いらっしゃいましたら。

ご連絡いただけたら詳細ご案内いたします。

でわでわ。

hair design space i.chi.e（ヘアデザインスペースイチエ）
オーナースタイリスト　伊藤　護

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