好きと、似合うと、似合わせと。

イチエの毎日。 2018.06.17

明日明後日と連休をいただくので、今日が今節最終日。

 

THANX FULLBOOK な日曜日のサロンワークです。今日も1日よろしくお願いいたします。

 

 

 

さてさて、毎週日曜日は代表伊藤のコラムなブログ。

 

 

今週も張り切ってしたためてみようと思います。

 

 

 

高校1年生の時の話。

 

 

 

 

 

友人2人と私3人で、当時、自分たちの中では都会だった(笑)上野はアメ横、あの古着屋さんなんかも立ち並ぶストリートを気取って歩いてはショッピングを楽しもうじゃないかと、小遣い握りしめて出かけることがありました。

 

 

 

待ち合わせしてほどなく、「じゃあとりあえず。」なんつって入ったお店、、、。

 

 

 

 

 

 

 

なんだか怖そうな、それでいて、調子の良さそうなお兄さんが近寄ってきて、まぁわかりやすいくらいの褒め殺し。

 

 

 

 

「お?君たちオシャレさんたちだね〜〜、いいじゃんそのデニム?うん?どこの??」なんつって近寄ってきては。

 

 

「あ、こういうシャツとかいいんじゃない??うんうん、似合うなーーー。」

 

 

「あれ?パンツは??そうだよね、それに合わせるんだったら、こういうのいいんじゃないかなー。」

 

 

「あ、やっぱいいよー。それだったら靴なんかもこういうの合わせてさ、そうそう。あ、いいなー。やっぱ当たってる当たってる。いけてるねーーー。」

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

「あざましたーーー!またきてねーーー!!!」

 

 

 

 

 

、、、待ち合わせから45分。

 

 

 

 

全財産、、、ちーん(散財

 

 

 

 

「買い物終了かよーーーーー、完全に買わされただろーーーーー。(もはやカツアゲだろーーーーー。」

 

 

 

 

なけなしのお金でお昼に飲んだメロンソーダの味は、どこかほろ苦く感じた夏の日でした(詩人か。

 

 

 

 

そんなこんな、お洋服のお買い物にまつわる残念な経験を重ねるなかで感じるようになったこと。

 

 

 

 

「自分が着たい(かっこいいと思う)ものと自分に似合う(他人がかっこいいと思ってくださる)ものはだいたい噛み合ってない。」問題。

 

 

 

 

 

 

ご存知の方もあるかと思いますが、当時のわたしはといえば、、、、、、ねぇ。

 

 

 

 

 

 

こういうのとか、

 

 

 

 

 

 

 

はたまた、こういうのとか、

 

 

 

 

 

 

なんなら、こういう格好している人に憧れを持ってたわけですが。

 

 

 

 

ただただただただしかし、です。

 

 

リスペクトをこめてされる方も多い、いわゆるコスプレというものはしたことがありません。

 

 

だって、、、「似合わない。」ってわかるし。

 

 

 

 

これって結構普遍的だなーと思うのですが。

 

 

 

女性で言えば、誰かの家計やりくり術でも、ダイエット法でもいいですし。

 

 

 

男性だったら、「これで腹筋割れる!」的なハウツーものでも、あの有名人がつけているアクセサリー的なものでも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば、「これにしたいんです!」なスクショでも。

 

 

 

 

人のそれに抱く羨望、憧れを自分のところに引っ張ってきても、それが自分の上に乗っかると「あれれ??うーん、なんか違う。」は、ぬぐいきれなかったりするものです。

 

 

 

 

そう考えると美容師の仕事って、ある意味、橋渡し。

 

 

 

サロンワークの中でお客様から頻繁に尋ねられることです。

 

 

 

 

 

 

「これ、私に似合いますか?」

 

 

 

大半が、変化を遂げた後のご自身のイメージに、期待を持ちつつも不安を感じながらお伝えくださっていること。

 

 

ご要望の根拠、動機みたいなものを伺った上で、「似合わせる」ための技術やデザインをご提案差し上げていくわけですが。

 

 

興味深いのは、なによりも、その「似合うのか、似合わないのか」のジャッジを私に預けてくださっているということ。

 

 

 

 

客観的な立場であるからこそ。毎日お会いする関係性ではないからこそ。

 

 

 

 

 

 

 

いろんな意味で、美容師というのは少し特異な立場ではありますが、その特異さゆえ、皆様から寄せていただいている期待や信用があって。皆様の容姿に携わることが許されているポジションなんだろうな、と思っています。

 

 

 

つまりは、なんだその、なんていうんでしょう。

 

 

 

バカとハサミと美容師と。

 

 

 

うんまいことご活用いただけたらうれしいよなーーーと思うのであります。

 

 

 

なんか、まとまりに欠きますが、なんか、伝わるものがあったら嬉しいです。

 

 

 

きょうはこのあたりで。

 

 

素敵な日曜日をお過ごしください。 Adios.

 

 

 

 

 

 

hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)
オーナースタイリスト 伊藤 護

 

 

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