イチエの毎日。
2025.12.12
美容室イチエのブログをご覧いただきありがとうございます。

千葉県浦安市堀江5丁目の美容院、
hair design space i.chi.e(ヘアデザインスペースイチエ)で
代表を務めています伊藤護(いとう・まもる)です。
今日はふだんのサロンワークのなかでもリクエストの多い、

【白髪ぼかしカラー】 について
改めての解説と、本記事以降3回に分けて美容室イチエからお届けしているプランをご紹介していきます。
今日はその第1弾。
ぜひ最後までご覧ください。
◇ そもそも「白髪ぼかしカラー」とは
「白髪ぼかし」

とかくイメージ先行、ひとり歩きしがちなキーワードです。
あらためて最初に、
「美容室イチエが考える白髪ぼかしカラー」
についてお話しさせてください。
まず、白髪の定義について。
、、、はい ?
定義?もなにもそんなの、、、
白髪=白い髪でしょ!
ええ、ええ、まそうなんですけども。
私たち美容室イチエは、

白髪 =これ以上ない、「最も明るい」髪 と定義するようにしています。
なので白髪ぼかしカラーというのも、
明るい髪だけが目立ってしまうようなデザインにしない、
明度差(コントラスト)をおさえた明るめヘアカラー
そのくらいのぼやっとした、幅ひろめな捉え方、定義づけにしています。
なので、
「このデザインも白髪ぼかしって言えばそうだよね。」

「うん、そう、これもそうだし、」

「それも、そう。」

This is 白髪ぼかし!っていう枠で定義する必要は、そんなに高くないと思っています。
(だって白髪の出方がそもそも十人十色じゃないですか?)
とはいえそんなに風呂敷を広げるようにバリエーションをお示ししても、
一般のお客様からすると
「じゃあ結局どうすれば??」
「自分ではどうにも決められない」
「私の場合はどうすればいいの?」
ということになるので、↓
この記事から3回に分けてご紹介する美容室イチエからの、3つのプラン。
その第1弾という次第です。
◇ ファーストグレイ世代のあなたへ
「ぬおおぉっ!ちょ、ここ、白いの出てきたーーー!!!」
おとなの仲間入りをした、あなた。
そして、ちらほら、、、ほらほらーーー!
たしかに固まって出ているわけではないんだけれども、
「あ、ここにも! ねえねえ!ほら、ここにもー!」くらいの出方を感じ始めているあなた。

今回は、いわゆる「ファーストグレイ(白髪出始めた)世代」と呼ばれる方たちへのご提案↓ です。
◇ まずは現実的な髪の明るさをイメージ
まずファーストグレイ世代の方たちに
(声をやや大にしてw)お伝えしたいのは、
「うろたえるでない!」 です。

「白髪ぼかし」っていわれるデザインを検索しに行くほど、まだそもそも白髪の量が多くない!
ですので、まずは足もと。

「あなたにとっての現実的なカラーの明るさ」
ここ、もう1度いっしょに確認していきましょう。
(1)「基本的には地毛のままがいい」〜「染めてもほんのり茶色いのがわかるかどうかくらい」
「染めてもほんのり茶色いのがわかるかどうかくらい」でお届けするカラーは、まず白髪にもしっかり効いてあなたの髪を一様に染め上げてくれます。
「地毛のままがいい」でお届けするカラーとなれば、いわずもがな。

この場合は、「ぼかすよりも、染めよう。」が正解です。
ワンシーズンに1度(年4回)を目標に、まずは定期的に白髪が染まる内容でのカラーを取り入れるようにしてみましょう。
(2)「明るいのだいすき!仕事の制約もないしできる限り明るめでいきたい!」
ファーストグレイ世代の方が頭を悩ませるのは、このケース。
「明るめカラーを希望だけど、、、白髪も染まってほしいっちゃ染まってほしい。」
のケース。
結論から言ってしまうとこの場合、
「二兎を追う者は一兎をも得ず」

明るめ希望であれば、「白髪が染まる」はあきらめたほうがいいし、「白髪が染まっていないとイヤ!」なのであれば、明るいカラーをお休みしたほうがいい。
これがセオリーです。
実際、二兎を追いかけることで、
「白髪もなんだかきちんと染まっていない感じだし、明るさももうちょっと欲しかったかも・・・」
中途半端な仕上がりになってしまうケースというのは少なくありません。
ですのでまずは、「二兎を追いかけない」ここ基本スタンスにしていただけるとありがたいです。
そのうえで、それでも、どうしても、、、!w
白髪ぼかしっぽいことをやりたいというあなたのためのご提案、
あえてお示しすると、、、↓
◇ ハイライトを活かした“ぼかしプラン”
(1)まずは特に気になりやすい分目付近を中心に、ハイライトを散らしていきます。

(は、ハイライト、、、!!!? もしやブリーチですか?傷むやつですか!!??
おとな世代が知っておきたい白髪とブリーチのいい関係
*ブリーチの要不要のお話についてはこちらの記事で解説しているので、参照してください。
ポイントはそれよりも、「ハイライトの太さ」

あくまでもちらほらし始めた白髪をぼかす目的で差し込むものなので、「極めて細く」「極細サイズ」で入れていくことが大切。

そのうえで、(2)全体的なヘアカラーでなじませていきます
全体へのカラーアプローチは希望するデザインによって様々なので、お好きな明るさ色味をご相談させてもらえればと言ったところなんですが、「白髪をぼかしたい」「ハイライトベースの髪に色をのせたい」という前提でオススメのお色ということであれば
個人的には、
「なるべく赤みを抑えたお色味」



いわゆるベージュ、カーキ、アッシュ系統のお色味が褪色後のことも考慮すると、オススメです。
◇ まとめ
いかがでしょうか、白髪ぼかしカラー「ファーストグレイ編」。
(1)まずは現実的な自分の髪の明るさをイメージしてみること。
(2)白髪染めと明るさはトレードオフ。「二兎を追う者は一兎をも得ず」を心得る。
(3)ハイライトの差し込みは「太さ」がポイント。色味は、赤みOFFがオススメ。
この辺りが伝わっていたらうれしいですし、
この記事が「ちらほらしてきたーっ!」ていう世代のあなたにとって参考になるものになっていたら何よりです。
なにはともあれ、せっかくのヘアカラー。

「白髪対応」という意味ではちょっとしょげーっとなるトピックではありますが、その分デザイン提案を通して楽しい気持ちになれるような仕上がり。
大切にご提案させていただきたいと思っています。
まずはお気軽にご相談くださいね。
ではまた。
hair design space i.chi.e
(ヘアデザインスペースイチエ)
代表 伊藤 護
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